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【37】統計的品質管理教育セミナー   ~AIおよびIoT活用時代に向けて~

品質管理は経営の思想改革であり、企業の体質改善に繋がると言われ
ています。経営改善には事実に基づく品質管理が必要です。
そのためには市場の調査、経営の記録、製造工程での計測の結果が重要
なデータとなります。その分析には統計的方法が用いられます。

企業では、問題に対してその原因を突き止め、対策を打つ問題解決のた
めの取り組みが行われます。また、新製品開発や新規事業の立ち上げな
ど、未知の要素が多い目標に対して、課題達成のための取り組みが行わ
れます。

取り組みには、数値データ、観測結果、言語データ、作業記録などが用
いられますが、それらには大きさの程度には違いがありますが、バラツキ
があります。
このバラツキには偶然の結果発生するものと、原因があり発生するもの
があります。生産工程ではそのバラツキが許容できる範囲のものとなる
ようにバラツキが小さくなるように条件を制御しています。許容範囲で
はない場合には、その異常の原因が何なのかの要因分析が行われます。

企業における人財不足は、モノづくり現場だけでなく、管理部門でも
同様です。品質管理もその一つです。そのため、原因と結果の関係を十
分に検討することができず、判断部分が自動分析であるブラックボックス
になっていて、正しい解釈ができていないかもしれません。様々な経営
改善にはデータに基づく取り組みが有効です。
そのためには、統計的品質管理(Statistical Quality Control:SQC)の
見直しや教育が必要ではないでしょうか。

一方最近、ビッグデータやAI(Artificial Intelligence:人工知能)
の活用技術が進歩しました。その活用を確実なものとするためにも、
統計的品質管理に基づくデータの整理方法と的確な分析手法の選択が必
要でしょう。

経営改善のために、AI活用を踏まえた統計的品質管理の教育を考えてみ
ましょう。

【内容】
1.問題解決と課題解決
2.統計的品質管理の考え方と手法
3.ビッグデータ時代の共通基礎技術として活用
4.AIおよびIoT活用に向けてデータ環境の見直し

【日時】
2019/ 8/ 9(金) 10:00~12:00/14:00~16:00

担当講師:横山 真一郎

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