【34】AIおよびIoTの導入および活用定着セミナー
~ 設備保全、品質改善等 ~
経営改善にデータの活用は欠かせません。中でもAI (Artifical
Intelligence:人工知能)およびIoT(Internet of Things)の活用は
技術が進歩した今日とても有効です。
AIは「人工的に人間の知能を再現する考え方および技術」のことです。
この技術は1950年代から始まっています。またIoTは情報収集や発信の
ための技術です。このIoTの技術の発展がAIの技術をより高めています。
では企業の中で,どのような場面で活用が期待されているのでしょうか。
組み立て産業やサービス産業などそれぞれの分野で独自の活用が考えら
れます。装置産業では,設備保全や診断,品質改善などへの適応がまず
考えられるでしょう。
AIを活用した大規模で高度なシステムの提供は大手IT企業が提供して
くれるかもしれません。そうなると,肝心な生産条件や品質の改善部分
を人任せにしてしまうことになるかもしれません。できればその心配を
最小限に留めたいものです。
複雑なシステムを導入する前にまずすべきことを考えてみましょう。
例えば、AIとIoTを理解して、その活用場面の検討を考えるべきでしょう。
また、AIに必要なデータ整備や見直しも大切です。その上で導入を考え
てみたらいかがでしょうか。
大切なことは,自社でできることは自社ですべきでしょう。
一つは現場のデータの見直しです。日頃の作業を見直して、記録の残し
方や活用の方法を再検討することが必要です。
二つ目は,データの見直しとともに業務の見直しを通じて社内教育を行
うことです。
それらを通して,安全作業や設備保全それに品質改善の方法を共に考え
てみませんか。
【内容】
1. AIおよびIoTとは
2. AIおよびIoT活用に向けての自社の問題点は何か
3. AIの手法と活用例
4. AIによる設備保全活動、品質改善支援の考え方
【日時】
2019/2/8(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
担当講師:横山 真一郎