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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.42 2014.05.14
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 1,687部
このメルマガは、省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
ゴールデンウイークは、いかが過ごされましたか。
そろそろ仕事にフル回転ではないでしょうか。今号は自社保有技術の棚卸です。
今号の目次↓
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【ごあいさつ】五月病に負けるな!
【メインコンテンツ】TRMとはどのようなプログラムか
【お知らせ】自社保有技術の棚卸しベーシックセミナー
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【ごあいさつ】五月病に負けるな!
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文/毛利芳人
五月病とは、新入社員や配属に異動のあった社員などが、環境の大きな変化に
よって心身ともに緊張状態におかれてしまい、本来の力が発揮できなくなって
いる状態をいいます。
社内組織や顧客対応の構造からくるストレスを、自覚している以上に蓄積して
しまうことが原因となるようですが、「気合で何とかしろ!」と放っておくと、
最悪の場合、貴重な戦力が離脱してしまうことになりかねません。
五月病をはじめとしたメンタルヘルスの課題に対しては、もちろん本人の自己
管理スキルが必要であり、そのための教育も広く知られるようになってきまし
たが、それと同時に「マネジメントの徹底によって解決を図る」という考え方
も必要であると考えます。
その基本は「対話」であり、普段言いにくい事をいかに言わせて、本人の心身
の緊張感をほぐすことが出来るかが切り口となります。
これと同様に、改善のアイデアが「普段言いにくい事」になっているケースが
あります。言ったら自分でやらなければならないと警戒してしまうのです。
人財1人の力に頼ったり、それを放っておいてしまうと、思ってもみない方向
へ変化してしまって、本来の力を発揮してくれない事が多いですから、組織で
取組む改善活動はどうしても必要です。
改善活動に取り組むことで、社員の言いやすい雰囲気をつくり組織本来の力を
発揮させることはとても重要です。
それはマネジメントそのものと言っても過言ではありません。
いろいろな改善活動に取り組んでいると思いますが、活性化していますか。
慢性化していませんか。今一度、社員との対話を増やしてはいかがでしょうか。
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【メインコンテンツ】TRMとはどのようなプログラムか
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文/城田靖彦
TRM(Technology Resource Management)プログラムについて四回に分けて
紹介していきます。
第一回 TRMとはどのようなプログラムか
第二回 企業の抱える問題点とTRM
第三回 TRMプログラムの構成とポイント
第四回 TRM活動による成果
今回は「TRMとはどのようなプログラムか」を紹介いたします。TRMは
自社が保有する技術資源を顕在化し、商品開発や安定生産に活かす為の方法、
扱い方(共有)、開発の方向付け等の検討を行うと共に、技術資源活用(マネ
ジメント)のしくみを構築いていくプログラムです。
1.自社が保有しているとされる技術(または技能:後に技術に変換)の棚卸
しを行い、自社技術を特定し、技術定義と特徴を明らかにします。
2.そして、それらの技術情報を社内標準として活かせる姿に整備し、共有化
を図ります。
3.また、それらの技術を市場要求に基づく観点から優位性の評価を行い、今
後の技術開発や生産の安定化等に活かすべく戦略的視点に基づいて応用、
開発の方向付けを行っていきます。
4.最終形として技術データベースの構築と技術資源活用のしくみ構築を目指
していきます。
このようにTRMは4領域の取り組みによって、自社技術ポテンシャルを顕
在化し、事業拡大発展に必要な技術の開発、運用方法を考え出していきます。
このようなことから以下のような目的を持って活動を推進しています。
1)自社が保有する技術を明確にし、部門間・技術者間で技術を共有化するこ
とにより商品開発力、生産力の向上を図る。
⇒強みを活かした商品開発生産の出来る技術集団へ変革
2)企業レベルで市場優位に立った商品創りを行うための技術戦略を立案し、
今後の技術開発と活用方向を明らかにする。
⇒商品開発技術のブラックボックス化(他に真似のできない技術)
技術力あっての企業とみなさん口をそろえて言われますが、意外と自社技術
は分かっているようで分かっていないことのほうが多いようです。
これを機会に一度自社の技術を見直すきっかけを作ってみては如何でしょう?
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【お知らせ】自社保有技術の棚卸しベーシックセミナー
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プログラム名 TRM (Technology Resources Management)
自社が保有する技術資源を顕在化し、技術開発の方向付け、安定生産等の
技術伝技術承方法など、事業における「技術資源の活かし方」を解説します。
【内容】
1.保有技術の棚卸しと技術定義の仕方
2.自社技術の特定と評価の仕方
3.技術戦略とロードマップの作成の仕方
4.技術伝承と継承の仕方
5.事業間での技術の共有化の仕方
6.自社技術の維持管理の仕方
【日時】
2014年7月3日(木) 14:00~16:00/17:30~19:30
2014年7月4日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
※いずれの回も2時間、同じ内容のセミナーとなります
担当講師:城田靖彦
開催場所:東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル(弊社オフィス)
案内図→ http://jbic.co.jp/wordpress518ja/about.html
費用:1名のご参加につき 5,000円 当日現地支払
お申込方法:セミナータイトルとご希望の日付・時刻をご連絡ください。
本メールへの返信、またはお電話で承ります。
03-3519-7337 毛利まで(不在時は高田までお願いします)。
申込期限:6月25日 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので、事前申込は必ずお願いします。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております!
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編集後記
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毛利:ベランダ菜園のトマトですが、植え付けから約20日が経過、背丈は倍
になり、無事1段目が開花しました。着果促進のためトマトトーンを施
したり、脇芽かきをしています。
城田:最近、17弦琴を覚え始めました。13弦は一般的ですが、17弦は比
較的珍しいのではないでしょうか?音域はベースです。
羽根田:GWに横浜赤レンガ倉庫のドイツ祭り、千葉のドイツ村に行きました。
日本人のドイツのイメージはビールとソーセージなんですね。
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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 羽根田修
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