ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.257 2023.1.25
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,160部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 今号から連載のメインコンテンツは物流改善がテーマです。3月17日
(金)にはセミナーも開催します。また新たな試みとしてセミナー参加
者を対象とした個別相談会も実施します。
詳細は下記【お知らせ】欄をご覧ください。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】物流危機を事業見直しの起爆剤に
【メインコンテンツ】今後の物流における危惧について
【お知らせ】どうする物流!? セミナー
   ~人手不足、2024年問題、エネルギー高騰等を抱える物流改善~
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【ごあいさつ】物流危機を事業見直しの起爆剤に
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                 文/高田 真一

 人財、エネルギー、原材料など経営資源の安定的な確保が困難となり
つつある今、事業体(工場、事業部門等)全体を俯瞰した課題にあらた
めてメスを入れようとする動きが盛んです。

 物流問題はその代表格でしょう。

 自社の関係部署(製造、生産管理、出荷、営業等)、構内物流を請け
負う協力会社、運送会社、納入先企業など、多くの部署/事業者間で目
標を共有化、品質・コスト・納期の全体最適を目指す取り組みです。

 部分最適の得意な日本人にとって、部門間・事業者間にまたがる問題
は避けて通りがちな課題です。

 また、かつての3PLが華やかなりし時代の負の側面として、社内に物
流のプロと呼べる人がいなくなってしまったことも問題です。

 物流人財の育成を図りながら、利害関係を持つ当事者間の思惑が錯綜
する課題にこそ、第三者の持つ客観的な視点と推進力を活用してみては
いかがでしょうか?
 

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【メインコンテンツ】今後の物流における危惧について
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                  文/田中 豊文

 現状の物流の実態は、10年前からドライバー不足が言われていました
が、最近ますますその不足が深刻な状況になりました。2024年問題もあ
って、このまま何の対策も打たなければ、2019年度と比較して14%程輸送
量が不足する予測が出ています。発注者側として、必要な車両を如何に
確保するか優先度が高い課題であります。

 その課題を克服するためには、以下のような主な対策をすることにな
ります。

 1. ドライバー確保するために賃金アップ
 2. ドライバーの付帯作業の削減
 3. ドライバーの待機時間や積込み、降ろし作業時間の短縮
 4. 積載率向上や車両の大型化
 5. ユーザーの納入条件の緩和
 6. RORO船の活用でドライバーの中抜き

 等々になります。

 また物流業者も料率が高いユーザーを優先するように配車計画を立て
ますので、料率が安い契約のユーザーは優先度が低くなりますので、今
後車両の確保ができなくなることが予想されます。
 その対策として、運賃料率は上げざる得ない状況になってきます。

 またドライバー不足をカバーするため、運送業者は、シルバー人材と
女性の活用を採用する方向でドライバーを人数を補おうとしています。
 そのようなドライバーでもできるように、ドライバーがいままで付帯
作業やユーザーでのサービスの見える化して、このドライバーしかでき
ない作業やサービスを改善する必要性があります。
 どのような作業をどの程度されているか、発注者側がほとんど把握さ
れていません。
 ユーザーへの納入条件もユーザーとドライバーとのやり取りでいつの
間にか設定されていて、既成事実のように設定されていることがありま
す。

 このように、現状の物流の実態を見える化して早めに対策を講じなけ
ればなりません。この対策を物流を担う部門だけでは出来ないことが多
く、物流業者、営業、受注センター、各配車部門など関係者を取り組に
だ取り組みが必要です。

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【お知らせ】どうする物流!? セミナー
   ~人手不足、2024年問題、エネルギー高騰等を抱える物流改善~
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 最近の物流は、ドライバー不足や2024年問題、倉庫作業における作業
者の確保の困難さなど、厳しい環境下にあります。

 このような経営環境課でどのように、物流のあるべき姿にすべきか、
どのように改革すべきか大きな変革期にきていると思います。

 今回のセミナーでは、どのようにして物流体制や物流現場および仕組
みを見直すかの考え方や進め方を説明していきます。

【内容】
1.現状の物流における危惧される事象 
2.これからの物流課題 
3.課題の方向付け 
4.構内物流での課題 
5.今後の物流体制及び仕組みの見直し 

【日時】
2023年3月17日(金) 9:30~12:00(オンライン)
*午後は参加者を対象とした個別相談会
        
担当講師:田中 豊文

【セミナー&個別相談会の開催概要とお申込み方法等】

・セミナー :9:30~12:00 オンライン(Zoom)開催

・個別相談会:13:30~   オンライン(Zoom)開催
       対象は午前の部の参加者のみになります。
       相談時間は上限で1社30分
       *同じ企業からセミナー参加者複数人でも1社です

・費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)
     上記費用は午後の個別懇談会分を含んでおりますが、相談会
    が必要ない場合でも割引はありません。 

・お申込方法:1)セミナーへの申込をお願いします。
        本メールへの返信で承ります。
       2)個別相談会について
        セミナー申込の際「個別相談会希望」と明記ください。
        弊社担当者より、ご入金等今後の流れのご案内とと
        もに個別相談会についてもご連絡させて頂きます。

・支払い方法:お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
       お願いします。
       なお振込手数料は貴社ご負担ください。

・その他:1.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない
     場合には開催を取りやめる場合がございますので、あらか
     じめご了承ください。
 2.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の
     際には是非ご一報ください。
     個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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高田:ドライバー不足はタクシー業界でも深刻です。先日東北の地方都
   市で乗ったタクシーの運転手は見習い中とのことで、助手席には
   ベテランの指導教官。どう見ても運転手のほうが年配でした。

田中:最近外国人の観光客が多く見られます。中には電車のなかで、マ
   スクなしの人も見受けられますが、日本人もしだいにマスクなし
   も増えてきした。いつマスクを外すか判断が難しいと考える次第
   です。

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