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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.249 2022.10.5
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,120部
省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
外の空気が変わって来ました。日差しは強いですが湿度が下がり少し
ずつ過ごしやすくなっています。暑さから解放される日も近いですね。
今号の目次↓
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【ごあいさつ】請負作業における安全管理セミナーへのお誘い
【メインコンテンツ】作業者への安全管理
【お知らせ】請負作業における安全管理セミナー
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【ごあいさつ】請負作業における安全管理セミナーへのお誘い
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文/荒柴 宏充
現在のメインコンテンツは請負作業の安全管理です。
安全管理は請負作業だけでなく企業全体として常に目を光らせている最
優先課題です。
徹底しているのに休業申請を伴う事故が何故発生するのか?その危険源
はどこに隠れているのか?などご担当者の皆様は日々頭の悩ませてるこ
とと思われます。
これが請負作業者を対象とすると尚更です。発注企業が直接指示出来な
いため中々改善が進まず、手をこまねいているのではないかと思います。
前号のメルマガあいさつ文にもあった様に、JBICは請負作業に関する
コンサルティングにおいて非常に多くの実績と豊富な経験があります。
関心のある方はメインコンテンツをしっかり読んでいただき、かつ10月
21日(金)開催予定のセミナーに参加頂き質問されては如何でしょうか。
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【メインコンテンツ】作業者への安全管理
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文/田中 豊文
今まで多くの請負会社における作業者への教育の実情を見ていますと、
以下のような問題が見られます。
1,作業標準書に基づいて教育の実践がされていないか、または不足し
ている
2,新人教育のコストを発注者側に請求できないため、OJTで短期で終わ
っている。そのため技能不足のまま現場で作業を行うため、安全面、
品質面で、問題を発生させることがある。
3,教育による認定が不明確なため、作業技能評価が不十分である
4,不定期に発生する作業については、作業標準書が作られていない。
またその教育もされていない
5,リスクアセスメントが不十分なため、この作業におけるリスクが共
有されていない
6,製造作業における、安全担当者が置かれていない。またその業務機
能として果たしていない
等々
このような状況になっていることを発注者側は把握できていないため、
事故が発生しても、応急的な対策に留まっているため根本対策ができて
いないことが多いです。
今までは、熟練者で防げたことや、安全管理に気を付ける監督者で未
然に事故を防いだことがありましたが、請負作業で新人に教育時間が少
ないことと教える人がバラバラに教えるため、作業も作業標準書と異な
る作業をしていること多く見られます。
このような状況でどのように対策するか、発注者側が対応策を検討す
る必要があります。その対応策は以下のように捉えています。
1,監督者が指導出来るように作業標準書を見直す
2,作業のリスクアセスメントの見直し
3,リスクアセスメントを考慮した作業標準書の見直し
4,作業者の安全に作業できているか技能評価と教育
5,請負作業における安全管理上の予防コストの設定
等々
このような対策を発注者と請負会社と共同で取り進めことが必要です。
しかしながら、予防コストを見直すとコストアップすると思われてい
る企業が多いと思いますが、失敗コストのリスクを防ぐことになります
から、トータルコストは最小になりますので、安全管理の充実を検討し
ていただければと思います。
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【お知らせ】請負作業における安全管理セミナー
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最近のコロナ禍で、請負作業会社の作業者間でコミュニケーション不
足や人手不足また作業教育不足などで、労災事故が各企業から相談され
ることが多くなりました。
今までは、請負会社の管理監督者の方で、安全に関してうるさく、作業
者に注意していた方が非常に少なくなり、安全管理が機能しなくなって
いることも要因の一つであると考えられます。
これからの請負作業における安全管理の仕組みを見直す時期にきてい
ると思います。今回のセミナーではどのように仕組みを見直すかの考え
方や進め方を説明していきます。
【内容】
1. いままでの安全管理の問題
2. 安全管理における予防コスト
3. 作業者への安全教育
4. リスクアセスメントの進め方
5. 請負会社への安全管理の進め方
【日時】
2022年10月21日(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
14:00~16:30(対面方式)
*対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
変更可能性あり
担当講師:田中 豊文
<開催概要とお申込み方法>
開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
:午後の部:赤坂見附近辺の会場開催
*コロナの状況次第でオンラインへ変更する
可能性がありますので予めご了承ください
費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)
支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
お願いします。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。
お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。
その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
には是非ご一報ください。
個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております!
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編集後記
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荒柴:コロナ感染が減少傾向になって来ました。それでもまだ数万人を
超えています。一方10月11日からは全国旅行支援が開始されます。
感染リバウンドが来ないことを期待したいです。
田中:最近近所の人が、コロナに感染した人が増えてきました。もう一
度感染対策を確認して、実行していこうと思います。
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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >
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