ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.247 2022.9.7
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,115部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 天気が不安定な上に台風が増える時期です。想定外では済まされない
事態が続いています。備えをしっかりとしましょう。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】新連載メインコンテンツのご案内
【セミナー御礼】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
―データドリブンと顧客価値創造―セミナーのお礼
【メインコンテンツ】請負作業の安全管理の現状
【お知らせ】請負作業における安全管理セミナー
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【ごあいさつ】新連載メインコンテンツのご案内
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                 文/荒柴 宏充

 今号から4回連載のメインコンテンツは「請負作業の安全管理の現状」
です。

10月21日(金)にはセミナーも開催しますのでご期待ください。
(*セミナー詳細は下記【お知らせ】欄をご参照ください)

なお本テーマに関するメルマガ配信予定は下記の通りです
 ・2回目: 9/21(水) 配信
 ・3回目:10/ 5(水) 配信
 ・4回目:10/19(水) 配信
・10/21(金):セミナー開催

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【セミナー御礼】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
―データドリブンと顧客価値創造―セミナーのお礼
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                  文/横山 真一郎

 VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト―データドリブンと顧客価
値創造―を8月26日に開催しました。ご参加していただいた方、誠にあり
がとうございました。

新型コロナウイルスの脅威は未だ収まらず、自然災害の心配や地政学的
リスクなど、私たちの生活や企業環境は不安定です。政治や経済をはじ
め、世の中が不安定となる理由は、先行きを正しく予測するための情報
が揃わないからでしょう。

現代は、変動が激しく、不確実性や複雑性が高くなっています。
所謂VUCA時代と言われています。このような時代において、多くの企業
は競争力の向上や業務改善活動のために、温度差はあるもののDXの推進
を進めています。

そのDX推進にあたってはデータ分析がより重要になってきます。それに
対応するために、蓄積されたデジタルのデータを活用したデータドリブ
ンの考えが着目され実践されています。効率的な分析をすることにより
品質改善の効果を上げることができ、さらに、顧客価値創造のための顧
客把握やサービス向上に役立つ施策の検討などが容易となる可能性があ
ります。

今回のセミナーでは、その実行のために有効と考えられる、データドリ
ブンとプロジェクトマネジメントのアジャイル的進め方について考えて
みました。とても有効な議論ができたと思っています。
  
DX推進に限らず、課題達成のために今回のセミナーが役立っていただけ
ることを祈っています。今後少しでもJBICがお役に立つことができれば
と思います。

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【メインコンテンツ】請負作業の安全管理の現状
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                  文/田中 豊文

 最近、請負作業において、人身事故や作業ミスの原因で品質不良を起
こすことで、発注者側に多大な失敗コストが発生したり、また再発防止
をどのように進めるか、頭を悩ましている工場が多く見られます。

 しかしながら、請負作業の諸問題は、過去も発生していましたが、件
数が増加している企業が増えているように思われます。

 今までは、管理監督者がうるさく安全上のことを注意して未然に防い
でいたこともありましたが、最近はそのような管理監督者が少なくなっ
たため、仕組み上の不備が要因として事故に繋がっていることがありま
す。

 仕組み上の不備は、以下の項目が挙げられます。

 1.安全管理の業務内容とその程度が明文化されていません
 2.安全管理上の予防コストはどのコストに入って、どのように支払わ
  れているか不明確になっています。
 3.今までは、固定費での請負契約になっていましたが、出来高払いに
  なったため、効率優先の契約になっています。
 4.リスクアセスメントが不十分であります。
 5.請負会社育成するための仕組みがありません。
 など

 これらの項目に対して、どの会社も十分に行われていません。そのた
め再発したり、重大な事故が発生しています。

例えば、安全管理の業務として以下の項目が明確にされ、その頻度及
び時間と人数が明記されていないため監査もできません。

 1.安全衛生計画と実施
 2.危険性情報交付
 3.安全教育
 4.作業標準書の整備とその業務監査
 5.安全パトロール
 等々

 また、明確にされても、その項目の請負作業のどの項目として、支払
い金額になっているか不明確なため、いつしかその業務が行われず、結
果として安全管理が損なわれていることが多く見られます。

 このように請負作業の安全管理に関することの業務内容が不明確にな
っていることから明らかにすることが重要です。請負作業の安全管理を
見直すには、まず請負会社との仕組みを検討されてみてはいかがでし
ょうか。

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【お知らせ】請負作業における安全管理セミナー
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 最近のコロナ禍で、請負作業会社の作業者間でコミュニケーション不
足や人手不足また作業教育不足などで、労災事故が各企業から相談され
ることが多くなりました。

 今までは、請負会社の管理監督者の方で、安全に関してうるさく、作業
者に注意していた方が非常に少なくなり、安全管理が機能しなくなって
いることも要因の一つであると考えられます。

 これからの請負作業における安全管理の仕組みを見直す時期にきてい
ると思います。今回のセミナーではどのように仕組みを見直すかの考え
方や進め方を説明していきます。

【内容】
1. いままでの安全管理の問題
2. 安全管理における予防コスト
3. 作業者への安全教育
4. リスクアセスメントの進め方
5. 請負会社への安全管理の進め方

【日時】
2022年10月21日(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
          14:00~16:30(対面方式)
         *対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
          変更可能性あり

担当講師:田中 豊文

<開催概要とお申込み方法>

開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
    :午後の部:赤坂見附近辺の会場開催 
          *コロナの状況次第でオンラインへ変更する
           可能性がありますので予めご了承ください

費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)

支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
       お願いします。
       なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
      03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
     には是非ご一報ください。
     個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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荒柴:長い酷暑から少しずつ気温が下がって来ている様です。気温もで
   すが、湿度だけでも早く下がって欲しいです。

田中:この夏の酷暑で、朝の散歩は8時から6時にしましたが、6時は多 
   くの方が朝早くから集まっていましたのは驚きました。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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