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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.246 2022.8.24
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,110部
省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
メルマガも夏休みを頂きました。今号より再開です。まだまだ暑い日
が続いていますが、コロナ&熱中症に気を付けて頑張りましょう!!
今号の目次↓
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【ごあいさつ】現場力の新しいカタチとしてのデータドリブン
【メインコンテンツ】4.VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
― データドリブンと顧客価値創造 ―
【お知らせ】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクトセミナー
― データドリブンと顧客価値創造 ―
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【ごあいさつ】現場力の新しいカタチとしてのデータドリブン
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文/高田 真一
プロセス産業でも、全社的なDX推進が本格化してきました。
一方、この潮流を、生産現場におけるデジタル人財の育成という観点で
見ると、特に機能材料系のものづくり現場でそのニーズが高まっている
ように感じます。
よりマーケットに近い事業だからこそ、ものづくりにおいてもデータに
基づく迅速なアクションが現場力の源泉になる、という事なのでしょう。
もちろん、「現場にそこまでは求めない。データ解析は専門部隊に任
せればよい。」という考え方もありでしょう。
しかし、ややもすると、解析に時間がかかったり、プロセスに詳しく
ないデータ専門家の解析では期待したアウトプットが得られなかったり、
という現場の不満も聞こえてきます。
また、難しい解析はともかく、データ蓄積と整備に関する現場の役割
を再認識することで、昔のQC活動をDX時代にふさわしいデータドリブン
のものに甦らせようという興味深い動きも出てきているようです。
先行きの見通しが不透明な現代だからこそ、今回のセミナーが、足元
にあるデータの意義と利活用を目指すよいきっかけになれば幸いです。
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【メインコンテンツ】4.VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
― データドリブンと顧客価値創造 ―
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文/横山 真一郎
企業競争力の向上や業務の質改善には、品質を中核とする経営の革新
が必要です。ただ改善活動には多くの課題があります。その課題解決に、
近年各企業で進められているDXが期待されていますが、対策の優先順位
決定に悩む企業も多いようです。
一方、組織的な改革を実行するためにはプロジェクト型の管理と進め方
が必要になります。VUCA時代と言われる今日では、スコープの決定が難
しくなります。そのためプロジェクトはスモールステップでアジャイル
的に進めることが適しています。
またプロジェクトを成功させるためには、現場の声を吸い上げ、経営陣
に情報を伝えることができる、新たなリーダーが重要な役割を果たすで
しょう。そしてそのリーダーに必要なのは「権限」より「信頼」です。
また、「信頼感」を醸成するためにはコミュニケーションが不可欠です。
そのリーダーに期待される力として、
1.創造性
2.交渉力、調整力
3.信念と信頼感
4.知識力
が挙げられます。
改善さらに革新のための諸活動は、活動を最適化することで最終的に
新しい価値や新しいビジネスモデルなどを生み出し、それがイノベーシ
ョンとして発展します。イノベーションを引き出すポイントはやはりデ
ータの利活用になります。
業務改善プロジェクトの成功にも、会社経営の成功にもコミュニケーシ
ョンが重要です。
その際、企業内も社会も様々な価値観の集合体であることを忘れてはい
けません。多様な人財を活かし、その能力が最大限発揮できる機会を提
供することで、経営の最適化が試みることができます。その結果、品質
や経営においてイノベーションを生み出し、価値創造につなげる経営が
可能となります。
今回のセミナーでは、「VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト」に
ついて一緒に考えてみましょう。
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【お知らせ】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクトセミナー
― データドリブンと顧客価値創造 ―
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現代は新型コロナウイルスの脅威や自然災害、さらに地政学的リスク
などから世界経済の先行きの不透明さがまして、世の中の変化の予測が
難しくなっています。このような状況に対してVUCA(ブーカ)という言
葉で表すことがあります。これは、Volatility(変動性)・Uncertainty
(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)のことで、
今の時代はVUCA時代と言えるでしょう。
企業競争力の向上や業務の質改善には、品質(quality)を中核とする経
営の革新が必要です。品質の狭義の意味は、定められた仕様から逸脱し
ていないということです。しかし本来の品質は非常に広範囲な概念を含
む言葉で、顧客や社会のニーズ(価値)に対する合致度のことです。
したがって、企業は顧客や社会の変化を捉えて、的確な価値を生み出し
てその価値を品質として評価する企業活動を繰り返し続ける必要があり
ます。それが品質改善です。
VUCA時代において上記の品質改善のみならず経営革新の支援の一つとし
て、近年多くの企業ではDXの推進が進められています。DX推進にあたっ
てはデータ分析がより重要になってきます。それに対応するために、蓄
積されたデジタルのデータを活用したデータドリブンの考えが着目され
実践されています。効率的な分析をすることにより品質改善の効果を上
げたり、顧客価値創造のために顧客分析、サービス向上に役立つ施策の
検討などが容易となる可能性があります。
そこで、今回はこのVUCA時代に必要な人財に関する検討を含め以下の事
柄について考えてみましょう。
【内容】
1.成功する品質改善プロジェクト体制
2.顧客価値を創出するためのDX
3.品質向上のためのデータドリブン
4.VUCA時代に必要な人財
【日時】
2022年 8月26日(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
14:00~16:30(対面方式)
*対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
変更可能性あり
担当講師:横山 真一郎
<開催概要とお申込み方法>
開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
:午後の部:赤坂見附近辺の会場開催
*コロナの状況次第でオンラインへ変更する
可能性がありますので予めご了承ください
費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)
支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
お願いします。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。
お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。
その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
には是非ご一報ください。
個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております!
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編集後記
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高田:先日、パソコンとスマホの不調が重なり、その復旧と修理で一日
棒に振りました。どちらも無かった数十年前はどうやって仕事を
こなしていたのか? デジタルに頼り過ぎるのも考え物ですね。
横山:ウクライナ危機や台湾問題、国内でのコロナ感染や長引く大雨被
害など、まさに内憂外患が激化してきました。早急に対処しなく
てはいけない事項がある中、今度は宗教と政治の関わりが大きな
問題となっています。日本の先行きが心配です。それでも、旅行
業界や娯楽業界において「リアルあるいは体験」を求めるように
なってきたようで、経済は少し動き始めた気がします。
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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >
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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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