ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.245 2022.8.3
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,108部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 新型コロナが再び拡大しています。今のところ政府は行動制限を出し
ていません。ここは一人一人が今一度気を引き締めて行きましょう。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】勘・コツ・経験とデータドリブン
【メインコンテンツ】3.VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
            ― データドリブンと顧客価値創造 ―
【お知らせ】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクトセミナー
        ― データドリブンと顧客価値創造 ―
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【ごあいさつ】勘・コツ・経験とデータドリブン
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                 文/荒柴 宏充

 最近良く耳にすることで気になることがあります。
安全管理に関する事象です。ケガ、事故が増えているという事です。
社員だけでなく請負作業者の方々も含めての話ですが、何故か急に増え
ている印象です。

最重要である安全には常に目を光らせ、教育にも力を入れて努力されて
いるにも関わらずです。ただいろいろな企業先から安全への不安につい
て話をお聞きした中で、ある共通点が分かって来ました。

それはコミュニケーション不足とベテラン社員の退職です。
コロナ禍で密の回避や飲み会の自粛など若手とベテランを繋ぐコミュニ
ケーションの場が極端に減少したこと。
またここ数年はベテランの方の退職により「勘・コツ・経験」から伝授
されて来ていた貴重な教訓を得ることが出来なくなったことです。

 「勘・コツ・経験」には非常に有益なデータも沢山含まれているはず
です。それを持つ人材が減りつつある中、良いところを如何に早く抽出
し持続可能な形にして残すのか。
大きな課題であり、ここにもデータドリブンの活用が重要なカギとなる
と考えています。

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【メインコンテンツ】3.VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
            ― データドリブンと顧客価値創造 ―
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                 文/横山 真一郎

 VUCA時代における品質向上さらに顧客価値の創出にはデジタル技術の
活用方法は必要不可欠です。

今日のように市場の移り変わりが激しい現代においては、ビジネスが置
かれている状況は変化します。そのため次々に課題が発生して、従来の
勘や経験そして度胸(KKD)だけに頼っているのでは企業は生き残れな
くなってきました。

このようなビジネス環境の変化が激しい状況において、データとデジタ
ル技術を活用して、顧客や社会のニーズを基に、製品やサービス、ビジ
ネスモデルを変革するために活用されるのがデータドリブン(Data Driven)
です。

このデータドリブンは、KKDだけに頼るのではなく、収集したデータの
分析と検証を通して、施策の計画から改善や改革のための施策を立案
し、ビジネスの意思決定などを行うことが特徴となる業務プロセスの
ことです。

データドリブンの活用領域は多岐にわたり、近年のビジネスシーンでは
経営者による意思決定にも取り入れられています。データドリブンを主
軸とした経営手法は「データドリブン経営」とも呼ばれ、KKD中心の経営
に比べて一貫性・持続性・有効性・拡張性に優れているのが強みといえ
ます。

データドリブンの目的は、もちろん経営に役立つデータ利活用にありま
すが、さらにスピード感のある判断に役立つものでなくてはなりません。
デジタルデータを迅速にビジネスに最大活用するデータドリブン経営
を実現するためには、基礎となるデータが統制されていて、さらにデー
タ連携の仕組みが整備されていることが必要です。また利活用のSTEPに
は以下が考えられます。

STEP1「データの収集・蓄積」  
STEP2「データの見える化」
STEP3「データの分析」 
STEP4「施策の立案・実行・改善」
    
DX推進が加速している近年においては、このデータドリブンによる企業
経営が期待されています。今回のセミナーで、このSTEPには具体的にど
のような事項が必要か一緒に考えてみましょう。

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【お知らせ】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクトセミナー
        ― データドリブンと顧客価値創造 ―
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 現代は新型コロナウイルスの脅威や自然災害、さらに地政学的リスク
などから世界経済の先行きの不透明さがまして、世の中の変化の予測が
難しくなっています。このような状況に対してVUCA(ブーカ)という言
葉で表すことがあります。これは、Volatility(変動性)・Uncertainty
(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)のことで、
今の時代はVUCA時代と言えるでしょう。

 企業競争力の向上や業務の質改善には、品質(quality)を中核とする経
営の革新が必要です。品質の狭義の意味は、定められた仕様から逸脱し
ていないということです。しかし本来の品質は非常に広範囲な概念を含
む言葉で、顧客や社会のニーズ(価値)に対する合致度のことです。

したがって、企業は顧客や社会の変化を捉えて、的確な価値を生み出し
てその価値を品質として評価する企業活動を繰り返し続ける必要があり
ます。それが品質改善です。

VUCA時代において上記の品質改善のみならず経営革新の支援の一つとし
て、近年多くの企業ではDXの推進が進められています。DX推進にあたっ
てはデータ分析がより重要になってきます。それに対応するために、蓄
積されたデジタルのデータを活用したデータドリブンの考えが着目され
実践されています。効率的な分析をすることにより品質改善の効果を上
げたり、顧客価値創造のために顧客分析、サービス向上に役立つ施策の
検討などが容易となる可能性があります。

そこで、今回はこのVUCA時代に必要な人財に関する検討を含め以下の事
柄について考えてみましょう。

【内容】
1.成功する品質改善プロジェクト体制
2.顧客価値を創出するためのDX
3.品質向上のためのデータドリブン
4.VUCA時代に必要な人財

【日時】
2022年 8月26日(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
          14:00~16:30(対面方式)
         *対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
          変更可能性あり

担当講師:横山 真一郎

<開催概要とお申込み方法>

開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
    :午後の部:赤坂見附近辺の会場開催 
          *コロナの状況次第でオンラインへ変更する
           可能性がありますので予めご了承ください

費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)

支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
       お願いします。
       なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
      03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
     には是非ご一報ください。
     個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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荒柴:ワクチン4回目接種しました。前回ほどではないですが、やはり
   翌日熱が出ました。ただ気持ちは少し楽になった気がします。

横山:コロナ感染、ウクライナ危機、今度は「サル痘」の感染が心配さ
   れています。まさに生活環境の変化が激しくなっています。しか
   し、私たちの対応はなぜか落ち着いているように思えます。多く
   の情報が入手でき、その対応策の情報も入手できているからかも
   しれません。多くのデータを整理して準備しておくことが重要で
   あることは何事にも当てはまることでしょう。ただ、慣れて油断
   が生じないようにしたいものです。日頃の安全対策は常に怠らな
   いようにしましょう。
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