工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.243 2022.7.6
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,103部
省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
あっという間に梅雨明け宣言!?ビックリですね。水不足にならない
か心配です。
今号の目次↓
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【ごあいさつ】今号から新たなテーマの連載がスタート!!
【メインコンテンツ】1.VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
― データドリブンと顧客価値創造 ―
【お知らせ】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクトセミナー
― データドリブンと顧客価値創造 ―
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【ごあいさつ】今号から新たなテーマの連載がスタート!!
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文/荒柴 宏充
今号から4回連載するメインコンテンツは「VUCA時代に成功する品質改
善プロジェクト」です。
混迷を深め増々先行きが不透明になって来た昨今、如何にプロジェクト
を成功に導き完遂させるのか。
曖昧模糊とした複雑な状況下、新たな切り口で顧客価値創造を築くため
の進め方について解説していきます。
4回目直後の8月26日(金)にはセミナーも開催しますので、是非ご参加
をお待ちしております。
今後のメルマガ配信予定は下記の通りです
・2回目:7/20(水) 配信
・3回目:8/ 3(水) 配信
・4回目:8/24(水) 配信
夏休みを頂くため4回目は8/24になります。
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【メインコンテンツ】1.VUCA時代に成功する品質改善プロジェクト
― データドリブンと顧客価値創造 ―
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文/横山 真一郎
企業は顧客や社会の変化を捉えて、的確な価値を生み出して、その価
値を品質として評価する企業活動を繰り返し続ける必要があります。
企業は、対外的には、人が生活しやすくなる製品やシステムを作り出す
ことを目指しています。
一方、社内では従業員の働き方改革を行い、顧客に「より良い製品やサ
ービスを提供」するためのモチベーション向上に努めています。
改善活動には当然多くの課題があります。特に組織的な改革を実行す
るためにはプロジェクト型の解決策が必要になります。ただ今日の問題
は、VUCAで言い表されるように、環境の変動が大きく、曖昧で不確実な
ことが多い中に置かれています。さらに、いろいろな事象が複雑に絡み
合っています。
そのため、プロジェクトは先が見えず、スコープ(Scope)が決めにくく
なっています。その場合のプロジェクトは、「手探り」で進めることが
多くなります。そのため従来のようなウォーターフォール (Waterfall)
型開発では対応が難しい場合があります。
スモールステップでアジャイル(Agile)的に進めることが適しているか
もしれません。
プロジェクトをアジャイル的に進めるためには、まず現状をしっかり観
察することから始めなくてはいけません。手順として、例えば次の「OODA
ループ」があります。
STEP 1.「Observe(観察)」
STEP 2.「Orient(状況判断)」
STEP 3.「Decide(意思決定)」
STEP 4.「Action(実行)」
業務改善の向上を図る上で、プロジェクト体制で進めることは有効です。
今回のセミナーで、どのような考え方が必要か一緒に考えてみましょう。
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【お知らせ】VUCA時代に成功する品質改善プロジェクトセミナー
― データドリブンと顧客価値創造 ―
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現代は新型コロナウイルスの脅威や自然災害、さらに地政学的リスク
などから世界経済の先行きの不透明さがまして、世の中の変化の予測が
難しくなっています。このような状況に対してVUCA(ブーカ)という言
葉で表すことがあります。これは、Volatility(変動性)・Uncertainty
(不確実性)・Complexity(複雑性)・Ambiguity(曖昧性)のことで、
今の時代はVUCA時代と言えるでしょう。
企業競争力の向上や業務の質改善には、品質(quality)を中核とする経
営の革新が必要です。品質の狭義の意味は、定められた仕様から逸脱し
ていないということです。しかし本来の品質は非常に広範囲な概念を含
む言葉で、顧客や社会のニーズ(価値)に対する合致度のことです。
したがって、企業は顧客や社会の変化を捉えて、的確な価値を生み出し
てその価値を品質として評価する企業活動を繰り返し続ける必要があり
ます。それが品質改善です。
VUCA時代において上記の品質改善のみならず経営革新の支援の一つとし
て、近年多くの企業ではDXの推進が進められています。DX推進にあたっ
てはデータ分析がより重要になってきます。それに対応するために、蓄
積されたデジタルのデータを活用したデータドリブンの考えが着目され
実践されています。効率的な分析をすることにより品質改善の効果を上
げたり、顧客価値創造のために顧客分析、サービス向上に役立つ施策の
検討などが容易となる可能性があります。
そこで、今回はこのVUCA時代に必要な人財に関する検討を含め以下の事
柄について考えてみましょう。
【内容】
1.成功する品質改善プロジェクト体制
2.顧客価値を創出するためのDX
3.品質向上のためのデータドリブン
4.VUCA時代に必要な人財
【日時】
2022年 8月26日(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
14:00~16:30(対面方式)
*対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
変更可能性あり
担当講師:横山 真一郎
<開催概要とお申込み方法>
開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
:午後の部:赤坂見附近辺の会場開催
*コロナの状況次第でオンラインへ変更する
可能性がありますので予めご了承ください
費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)
支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
お願いします。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。
お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。
その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
には是非ご一報ください。
個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております!
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編集後記
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荒柴:最近の酷暑!!季節がいっぺんに真夏になったような日々。さす
がにマスクはキツイです。それでも私はまだマスク装着派です。
横山:コロナ感染やウクライナ情勢は私たちの生活を大きく変えてしま
いました。今後もその影響は残るでしょう。学校生活を含め若者
の教育も変わってきました。未だに部活動が自由にならない大学
もあるようです。オンライン式の教育はメリットもデメリットも
あります。ただ、対面式で行われることが多かった教育が変化し
たことで、コミュニケーションツールが変わり、今後どのような
社会になるのか心配な面もあります。
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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >
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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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