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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.234 2022.2.23
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,083部
省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
これから始まる花粉の飛散。花粉症の症状が新型コロナウイルス感染
の初期症状と似ているかも!? と言われています。
花粉症の方々、つらい季節を迎えますが何とか乗り切りましょう!
今号の目次↓
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【ごあいさつ】請負作業改善の歴史を振り返る
【メインコンテンツ】請負作業の安全性、作業品質維持向上
【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
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【ごあいさつ】請負作業改善の歴史を振り返る
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文/高田 真一
「請負作業の見える化」は、製造業における請負会社活用の歴史ととも
に歩んできたJBICを代表するコンサルティングテーマのひとつです。
JBICを創立した1998年当時は、化学業界の厳しい業績を背景に、出来
高単価の適正化という観点から、委託料金の見直しを図る取り組みが主
流でした。
やがて、法整備が進むにつれ、請負会社の自立性・専門分化性が求め
られるようになると、請負会社の育成(管理力の向上)を盛り込んだ
WIN-WINの関係構築を目指すものに進化していきます。
そのためには、発注側と請負企業双方が、現場作業や管理の実態を正
しく共通認識することが必要となることから、現在の活動は、「見える
化」を前面に打ち出しています。
この間、派生的な取り組みとして、コンプライアンスに向けた対応や
請負先の安全管理にフォーカスしたものなど、関連する様々な要素を企
業先ニーズに応じて開発してきました。
結果として、毎年平均して2~3件の契約を積み重ね、50件余りの導入
実績を数えるに至っています。
今回のセミナーをきっかけに、是非ご相談ください。
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【メインコンテンツ】請負作業の安全性、作業品質維持向上
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文/田中 豊文
最近、請負作業において、人身事故や作業ミスの原因で品質不良を起
こすことで、発注者側に多大な失敗コストが発生したり、また再発防止
をどのように進めるか、頭を悩ませている工場が多く見られます。
しかしながら、請負作業の諸問題は、その会社が主体的に対策を講じ
なければならないために、打つ手がないように見られます。まずはその
請負会社とは今後どのような関係かを先に決める必要があります。今後
とも継続取引であれば、請負会社を育成するか発注者側の覚悟が必要で
す。
その方針が不明確なため、現状は場当たり的な対応になっています。
育成するための仕組みを構築することが重要です。その仕組みの構成項
目は、
1.請負会社の評価
2.評価項目に対して対策
3.請負会社の対策と予防コスト
4.発注者側の業務監査
これらの項目に対して、どの会社も十分に行われていません。そのた
め再発したり、重大な事故が発生しています。特に1.と3.の不備が
あると思います。
請負会社の評価は、以下の項目に対して判断基準が明確か。
1.安全衛生計画実施
2.危険性情報交付
3.安全教育
4.人の管理
5.コスト管理、工程管理、品質管理
できれば、定量化されているのが望ましい。
また3.予防コストについては、明確にされていないため、管理費に
含まれていると発注者側が思っていても、請負会社はその意識が低いた
め、GAPが生じています。
このように請負作業に関することを明確にすることが重要です。
請負作業を改善する前に、請負会社との仕組みを検討されてみてはいか
がでしょうか。
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【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
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コスト削減の一環として、請負を活用する工場が多くなっています(※
ここでの請負とは、自社工場内における子会社や他社への業務委託です)。
活用方法としては、原料・製品の入出庫/管理、検査/包装工程など
単純作業から、生産ラインすべてお任せしている工場まであります。
任せる範囲が増えるほど製造コストにおける請負費用が大きくなります
ので、いかに管理するかが重要になっています。
請負会社に対する管理ポイントは3つあります。
1.偽装請負と言われないか。
2.請負作業人員・費用は適正か。
3.請負会社を育成しているか。
これらを発注会社が主体的に管理してくいくことが重要です。
そこで発注会社が請負会社の管理と生産性向上のために知っておくべき
こと、特に生産量に対する適正な請負作業員数の見える化を解説します。
【内容】
1.請負作業の改善手法:最適人員の算出方法、納得できる料金の構築
2.請負作業改善の進め方:マンパワーの結集方法、請負会社の育成
3.改善の環境づくり:コンプライアンス、改善が進まない理由
【日時】
2022/ 2/ 25(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
14:00~16:30(対面方式)
*対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
変更可能性あり
*セミナーは午前も午後も同じ内容です。
午前か午後をご指定下さい
担当講師:羽根田 修
<開催概要とお申込み方法>
開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
:午後の部:赤坂見附近辺の会場開催
*コロナの状況次第でオンラインへ変更する
可能性がありますので予めご了承ください
費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)
支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
お願いします。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。
お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。
その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
には是非ご一報ください。
個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております!
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編集後記
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高田:3回目のワクチンは地元平塚の野球場で接種しました。2回目まで
の自衛隊大規模接種会場に比べ、統制のとれていないモタモタ感
は著しく、ワクチン効果の期待まで薄らいでしまった次第です。
田中:3回目のワクチンはモデルナになりました。ファイザーは品薄で予
約は先になりますが、モデルナは人気がなくすぐ予約が取れます。
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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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