ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.233 2022.2.9
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,080部

省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

今シーズンの冬の寒さは一段と厳しいように感じます。マスク1枚で
も少しは寒さ凌ぎになると思うと皮肉ですね。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】請負作業の見える化セミナーへのお誘い
【メインコンテンツ】請負作業の見える化 3
【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
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【ごあいさつ】請負作業の見える化セミナーへのお誘い
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文/荒柴 宏充

請負作業の改善、非常に重要かつセンシティブなテーマだと思います。

発注側企業にとっては生産能力の一端を担う重要な位置付けである請負
企業の役割。しかし、前回1/26配信のメルマガ・メインコンテンツにも
ある様に発注側企業では請負側のレベルが低いという不満や不安を持っ
ている人が多いということも事実でしょう。

そこで何とかしようと自分達で改善活動に着手し、かえって請負企業と
の間で不信感が広がり関係悪化を招いている発注側企業もある様です。

冒頭にある様に請負作業改善は非常にセンシティブなテーマです。
そのため改善活動の基本は、発注側企業と請負企業がWinーWinの関係を
築くことのあります。

JBICが実施する請負作業の見える化コンサルティングは正にWinーWinの
関係を重視した活動です。現在まで多くの実績もあり、ご自分達だけで
取組むより早くかつ良い結果が期待できるはずです。

ご関心ある方々は、まず下記【お知らせ】欄にあるセミナーに参加頂き、
実感していただければ幸いです。

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【メインコンテンツ】請負作業の見える化 3
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文/羽根田 修

作業改善は現状を正しくとらえるかが重要です

作業員の作業時間短縮(省力化)には基本的な手法があります。まずは2
つの現状実態分析です。請負作業に限らずどの作業(マンタイム)にも
適用できます。

1つ目は作業時間の全体像をとらえる稼働分析です。始業時間から終業
時間まで、作業員1人ずつ何をやっているのか測定します。

測定者は作業員に1日つきっきりになるわけですから、この作業は何の
ためにやっているのだろう、こうしたらいいのではないかなどと後で調
べたいことや改善の気づきが生まれます。これらが改善を進めるきっか
けになります(テーマ素材といいます)。

分析結果は主作業、付帯作業、段取り作業、余裕作業、管理損失に分け
てムダな時間がないか省力化できないか考察→議論します。作業時間デ
ータがあるので、改善によるメリット計算は容易です。

2つ目は繰り返し作業(主作業)を分析する作業分析です。作業員は同
じ作業を繰り返すことが多く、作業時間の多くを占めますから、繰り返
し作業はさらに細かく測定します。

紙の束の包装工程を作業分析したときの話です。分析の段取りのため現
場を見に行くと、他の作業員より明らかに包装速度の速いベテランの作
業員がいました。ベテラン作業員はお手本になりますから、ビデオ撮影
して速さの秘訣を考察してもらいました。

包装作業は2人作業なのですが、相手が何かしているときにもう一方が
手待ちになることがあります。しかし、ベテラン組はこの手待ち時間が
ほとんどないのです。ずっと手を動かしている状態です。

考察した人は「これはすぐにできない。さすがベテランだ!」と褒めて
おられましたが、この違いに気づいたがとても大切なのです。作業のあ
るべき姿を知ったことによって、今はできなくてもいずれはこうなろう
という目標ができるのです。手作業は訓練する時間がかかりますが、み
んながベテラン並みになれば包装量が2割上がるとのことでした。

ビデオ分析は新入社員教育にも効果を発揮します。主作業はぜひビデオ
撮影してみてください。作業改善にはとても強力なツールですよ。

稼働分析、作業分析は企画と段取りがポイントです。作業改善の手法、
改善案の作り方などセミナーで解説しますのでぜひご参加ください
(発注会社の工場長・製造部長向けです)。

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【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
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コスト削減の一環として、請負を活用する工場が多くなっています(※
ここでの請負とは、自社工場内における子会社や他社への業務委託です)。
活用方法としては、原料・製品の入出庫/管理、検査/包装工程など
単純作業から、生産ラインすべてお任せしている工場まであります。

任せる範囲が増えるほど製造コストにおける請負費用が大きくなります
ので、いかに管理するかが重要になっています。

請負会社に対する管理ポイントは3つあります。
1.偽装請負と言われないか。
2.請負作業人員・費用は適正か。
3.請負会社を育成しているか。

これらを発注会社が主体的に管理してくいくことが重要です。
そこで発注会社が請負会社の管理と生産性向上のために知っておくべき
こと、特に生産量に対する適正な請負作業員数の見える化を解説します。

【内容】
1.請負作業の改善手法:最適人員の算出方法、納得できる料金の構築
2.請負作業改善の進め方:マンパワーの結集方法、請負会社の育成
3.改善の環境づくり:コンプライアンス、改善が進まない理由

【日時】
2022/ 2/ 25(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
14:00~16:30(対面方式)
*対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
変更可能性あり
*セミナーは午前も午後も同じ内容です。
午前か午後をご指定下さい

担当講師:羽根田 修

<開催概要とお申込み方法>

開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
:午後の部:赤坂見附近辺の会場開催
*コロナの状況次第でオンラインへ変更する
可能性がありますので予めご了承ください

費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)

支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
お願いします。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
には是非ご一報ください。
個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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荒柴:冬季オリンピックが北京で開幕しました。日本選手団の頑張りに
期待したいです。在宅時間が長い今、時差1時間ですのでリアル
タイムで応援出来ますね。

羽根田:在宅勤務が続いたある日。久しぶりに最寄り駅まで歩いてみる
と足腰が明らかに弱くなっていました。それからは自宅でスト
レッチや軽い筋トレしています。

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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

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