ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.232 2022.1.26
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,078部

省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

オミクロン株の感染スピードが凄い勢いです。まん延防止等重点措置
が全国に広がっています。今一度基本的な感染対策を徹底しましょう。

今号の目次↓
────────────────────────────────
【ごあいさつ】請負会社の人財育成までサポートします
【メインコンテンツ】請負作業の見える化 2
【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
────────────────────────────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ごあいさつ】請負会社の人財育成までサポートします
────────────────────────────────
文/高田 真一

請負作業の改善は、発注側企業と請負企業の共同活動として展開する
ことが効果的です。

自分たちが改善案作りに関わったからこそ、請負作業の職場でも確実な
実行が進みますし、また請負企業の人財育成にもつながります。

人財育成は2つの側面で期待できます。

ひとつは、活動に参加するメンバーが、問題解決の基礎的なスキルを修
得できる点です。特に、今までそうした機会に恵まれなかった人たちにと
っては、新鮮で面白さを実感できる貴重な経験となりえます。

人財育成のもう一つの側面は、請負会社の実務責任者クラスの管理力
(作業管理、品質管理、安全管理等)の向上につながる点です。

人財育成面の効果は、請負会社そのものの競争力強化に直結します。

発注元企業から改善活動参加の打診があっても、尻込みしたり、表面上
取り繕ってしぶしぶ応じたりすることは,せっかくの成長のチャンスを失
いかねません。

社員と会社の成長を一体として、前向きに捉えたらいかがでしょうか?

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メインコンテンツ】請負作業の見える化 2
────────────────────────────────
文/羽根田 修

請負会社の現場力を上げる方法

発注会社は請負会社のレベルが低いと不満に思っている人が多いようで
す。発注会社の担当者が請負作業員にこう改善したら良いのではないか
と言ってもなかなかやってくれない。請負会社は自分達から改善提案を
してこない。請負会社は現場力(問題解決能力)が低くて困るという具合
です。

しかしながら、私は請負会社の現場力が低いのは発注会社にも責任があ
ると考えています。言ってもやらない問題は発注側の言っている内容が
思い付きレベルで、実行する請負会社としては何をどうしたらいいのか
困ってしまいます。作業員は作業内容を変えたがらないものです。

請負作業を変更させるにはメリット計算がしっかりなされ、改善内容も
実行できるレベルまで具体化されている。そして投資の見積もりも計算
され、投資採算性までわかっている。ここまで具体化してようやく請負
会社が腰を上げるのです。

次に改善提案しない問題は、請負会社の作業員は具体案を作成できるよ
うな教育を受けていないのが原因です。発注会社側が請負会社に改善案
を作る教育時間をとってあげなければなりません。魚を釣ってあげるの
ではなく魚の釣り方を教えてあげるのは大事です。

改善教育では参加者に自職場の改善案を考えさせると、主体的に改善す
るようになっていきます。「誰かに言われてやる」から「自分達で考え
てやる」という文化に醸成されていきます。この違いはとても大きいで
すよ。

ぜひ安全教育と同じように改善教育してください。教育時間にお金を支
払えば喜んで参加してくれます。やり方を教えてあげれば請負作業員が
改善でできるようになります。請負現場が改善すれば元は充分取れるは
ずです。教育は最も投資対効果が高いと私は信じています(会社はもっ
と人に投資してほしいものです)。

とはいえ改善教育を指導するのはなかなか難しいです。請負改善の見え
る化セミナーでは教育内容も解説いたしますのでご興味のある方はぜひ
参加ください(発注会社の工場長・製造部長向けです)。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
────────────────────────────────

コスト削減の一環として、請負を活用する工場が多くなっています(※
ここでの請負とは、自社工場内における子会社や他社への業務委託です)。
活用方法としては、原料・製品の入出庫/管理、検査/包装工程など
単純作業から、生産ラインすべてお任せしている工場まであります。

任せる範囲が増えるほど製造コストにおける請負費用が大きくなります
ので、いかに管理するかが重要になっています。

請負会社に対する管理ポイントは3つあります。
1.偽装請負と言われないか。
2.請負作業人員・費用は適正か。
3.請負会社を育成しているか。

これらを発注会社が主体的に管理してくいくことが重要です。
そこで発注会社が請負会社の管理と生産性向上のために知っておくべき
こと、特に生産量に対する適正な請負作業員数の見える化を解説します。

【内容】
1.請負作業の改善手法:最適人員の算出方法、納得できる料金の構築
2.請負作業改善の進め方:マンパワーの結集方法、請負会社の育成
3.改善の環境づくり:コンプライアンス、改善が進まない理由

【日時】
2022/ 2/ 25(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
14:00~16:30(対面方式)
*対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
変更可能性あり
*セミナーは午前も午後も同じ内容です。
午前か午後をご指定下さい

担当講師:羽根田 修

<開催概要とお申込み方法>

開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
:午後の部:赤坂見附近辺の会場開催
*コロナの状況次第でオンラインへ変更する
可能性がありますので予めご了承ください

費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)

支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
お願いします。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
には是非ご一報ください。
個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

────────────────────────────────
編集後記
────────────────────────────────
高田:福井県立図書館のホームページ掲載の「覚え違いタイトル集」は
腹がよじれるほど笑えすぎて人前で読むのは危険です。
同時に、司書の方々の検索能力に脱帽します。

羽根田:吹奏楽団で思い入れのある曲を合奏するとほっこりします。中
学生時のヘイジュード(ビートルズ)、高専時のトゥルース
(スクエア)は懐かしい思い出がよみがえってきました。
音楽は心の栄養剤ですね。

────────────────────────────────

メルマガの感想・要望があればぜひ、こちらへお願いします!

E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
────────────────────────────────
省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
公式サイト:< http://www.jbic.co.jp/ >
E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

※社内・取引先・ご友人などへの転送はご自由にどうぞ。
ただし、無断転載は厳禁です。出所を必ず明記してくださいね。
—————————————————————-
■広告や記事中でご紹介している商品・サービスに関してのトラブル等
について当方では一切責任を負いかねます。ご自身でご判断下さい。
■購読・解除は、ご自身でお願いいたします。こちらから出来ます。
独自配信 → https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=jbic
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

back_backnumber

メールマガジン

PAGETOP
Copyright © 2004-2016, Japan Business Innovation Consulting Co.,LTD. (JBIC) All rights reserved.