ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.231 2022.1.12
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,067部

省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

明けましておめでとうございます。2022年のスタート号を配信させて
頂きます。今年もご愛読よろしくお願い申し上げます。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】新年のご挨拶
【メインコンテンツ】請負作業の見える化 1
【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
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【ごあいさつ】新年のご挨拶
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文/代表取締役 田中 豊文

旧年中はご愛読を賜り厚く御礼申し上げます。2021年はコロナ禍のな
か、経済活動は回復傾向にありましたが、業界によっては、なお大変な
状況が継続している企業もあります。

弊社も10月以降企業に訪問できるようになり、営業活動を開始していま
すが、リモートでの営業も並行して活動しています。このように、対面
活動とリモートによる営業活動の組み合わせは、コロナ禍が治まっても、
これからも継続すると思われ,効果的な方法として、定着すると思われま
す。

コロナ禍で一時的に企業のニーズは見えにくい状況ですが、世界的な
動向でカーボンニュートラルを目指すために、どのように取り組むか問
い合わせが増えています。

また、働き方改革では、団塊世代が退職され、技術伝承が十分にされて
いないため、業務時間が増えていたり、本来価値を生む業務が疎かにな
っているため、安全管理や品質管理、コスト管理など多くの課題が発生
しています。
そのため、やるべき仕事も増えていることによって、残業時間が増大し、
その対策として残業時間削減を図ることや、業務の付加価値を上げるた
めに、どのように取り組むか問い合わせ多いと思われます。

また一方では、技術伝承とは異なる切り口から、団塊世代が抜けた後、
若い世代、中堅社員を中核として、DXに向けて、ビッグデータをどのよ
うに活用していくべきか、人材育成の観点から、DXに向けての教育の問
い合わせも多くなっています。実際どのようにビッグデータを整理して、
活用するかを実践として指導して欲しいなど多岐に渡って要望が増えて
います。

弊社では、データの意味する事やデータ分析方法を企業先の生のデータ
からどのように解析するか実践のトレーニングを行う教育を行っています。
DXに関しては各企業取り組み方は、まちまちですが、どのような要望に
もにも応えられるように、コンサルティング技術を用意しています。

また働き方改革、構内物流及び請負作業、直接製造部門の生産性向上等、
省人化も含めて人財の付加価値向上を目指したプログラムを開発しまし
てきましたから、気楽に相談いただければ幸です。

今後各業界のニーズにあったプログラムを開発していく方針でありま
すので今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

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【メインコンテンツ】請負作業の見える化 1
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文/羽根田 修

生産目標時間がありますか?
請負作業職場は1日の生産目標が決まっていないことが多いです。「A製
品を何トン作る」は決まっていても「何時間で作る」までは決まってお
らず成り行き作業や、おおよそ何時間(余裕を含んだ経験値)です。

前工程から原反(製品の巻物)が流れてきて切断する工程の話です。切断
機の速度が生産量を決めるのですが、切断速度は作業員が設定していま
す。作業員は切断後の作業量(検品・記録・運搬等)を考えて、余裕の
ある作業時間を確保したいがために切断速度を低く設定しがちです(そ
の方が楽ですからね、気持ちはわかります)。

班長に聞きますと切断速度は作業員任せであり、ベテランの作業員と一
般の作業員ではやはり差があるとの事でした。つまりベテラン作業員の
方法を学べば生産量は上がるはずなのです。

この職場では班長にこれまでの製品毎の切断速度を調べてもらって、製
品毎に目標切断速度を設定してもらいました。結果、1割位生産量が上が
りました(簡単に書いていますがとても大変でした)。

次にある製品の包装工程での話です。ここの作業は見ていてテキパキ感
がない、のんびりした感じがしました。置き場にある製品を順次包装し
ていけば良く、1日にどれぐらい包装すれば良いかは決まっていませんで
した。

だらだら職場は1日に目標作業量を決めると、作業員の意識改革を促され
生産量は上がります。目標作業量に届かなかったらなぜその届かなかった
のかを作業員に考えさせる。改善すれば生産量が上がり、数値として見
えると作業員のモチベーションが上がるものです。

作業員がやらざるを得ない、頑張ればわかる環境をぜひ作ってください。
生産量が上がる仕組みを作るのは管理者の仕事ですよ。

1日の目標作業量を決めるには、製品毎に標準時間を設定していく必要が
あります。標準時間の求め方は請負作業の見える化セミナーで解説します
(発注会社の工場長・製造部長向けです)。

ご興味のある方はぜひご参加ください。

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【お知らせ】請負作業の見える化セミナー
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コスト削減の一環として、請負を活用する工場が多くなっています(※
ここでの請負とは、自社工場内における子会社や他社への業務委託です)。
活用方法としては、原料・製品の入出庫/管理、検査/包装工程など
単純作業から、生産ラインすべてお任せしている工場まであります。

任せる範囲が増えるほど製造コストにおける請負費用が大きくなります
ので、いかに管理するかが重要になっています。

請負会社に対する管理ポイントは3つあります。
1.偽装請負と言われないか。
2.請負作業人員・費用は適正か。
3.請負会社を育成しているか。

これらを発注会社が主体的に管理してくいくことが重要です。
そこで発注会社が請負会社の管理と生産性向上のために知っておくべき
こと、特に生産量に対する適正な請負作業員数の見える化を解説します。

【内容】
1.請負作業の改善手法:最適人員の算出方法、納得できる料金の構築
2.請負作業改善の進め方:マンパワーの結集方法、請負会社の育成
3.改善の環境づくり:コンプライアンス、改善が進まない理由

【日時】
2022/ 2/ 25(金) 9:30~12:00(オンラインのみ)
14:00~16:30(対面方式)
*対面方式はコロナの状況次第でオンラインへの
変更可能性あり
*セミナーは午前も午後も同じ内容です。
午前か午後をご指定下さい

担当講師:羽根田 修

<開催概要とお申込み方法>

開催場所:午前の部:オンライン(Zoom)開催のみ
:午後の部:赤坂見附近辺の会場開催
*コロナの状況次第でオンラインへ変更する
可能性がありますので予めご了承ください

費用:1名のご参加につき 20,000円(消費税等込み)

支払い方法:*お申込み後、ご案内する弊社指定銀行口座に振込を
お願いします。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前の部か午後の部かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

その他:1.参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ず
お願いします。
2.午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場
合には開催を取りやめる場合がございますので、あらかじ
めご了承ください。
3.同一企業様や同一事業所様から多数の申込みをご検討の際
には是非ご一報ください。
個別開催(現地ならびにオンライン)も対応させて頂きます。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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田中:2年前から、週3~4回走り始めましたが、徐々に早く走れるよう
になりました。年をとっても継続して行えば、筋肉もつき、早く
なるものだとあらためて感じました。

羽根田:長女が成人式を迎えました。昨年から着物や髪飾りの用意、前
撮り、着付けの予約となかなか大変でした。懐かしい同級生に
会えて楽しかったようです。時がたつのは早いものですね。

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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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