ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.226 2021.10.27
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,018部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 第49回衆議院議員総選挙が公示され選挙戦に入りました。今週末は
投票に行きましょう!!

今号の目次↓
────────────────────────────────
【ごあいさつ】DXはどこまでスポーツビジネスを変えられるか?
【メインコンテンツ】 DX時代の企業の取組 4
【お知らせ】DX時代の企業の取組セミナー
────────────────────────────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ごあいさつ】DXはどこまでスポーツビジネスを変えられるか?
────────────────────────────────
文/高田 真一

 本稿を書いている26日現在、プロ野球のセ・パ両リーグとも大詰めに
差し掛かってもなお決着がつかず、いずれも鼻の差で優勝が決まりそう
な際どい展開にハラハラしているファンも多いのでないでしょうか。

 ペナントの行方はともかくとして、スポーツの世界でもDXの導入が盛
んになってきたのは周知のとおりです。

 プロ・アマを問わず当事者の選手たちがAIのデータ解析によって戦術
に新たな幅が出来、わたしたち観戦する側も、プレイだけでなく瞬時に
表示されるパフォーマンスのデータ(球速など)に驚くことも増えてき
ました。

 本稿の関連で言えば、なんといっても運営サイドのメリットです。
顔認証などの効率と安全を両立させた入場システムをはじめ、DX導入が
もたらす様々な利点はとどまることをしりません。

 チーム力強化を柱とした戦術面ではID野球を開花させた故野村克也氏
を嚆矢とすべきでしょうが、それでは、今後、DX導入の範となるべき常
勝軍団を作るとともに、収益面でも他を圧倒する先駈けとなる球団(運
営主体)はどこか?

そんな視点でスポーツを読み解くのも楽しいものとなりそうです。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メインコンテンツ】 DX時代の企業の取組 4
────────────────────────────────
                 文/横山 真一郎

 DX推進は、「IT技術を利用してAIに何か答えを出してもらう」ために
推し進めるものではありません。企業は、社会に対して何をすべきか、
働き方改善のために何をすべきかなどを考えるために、デジタル技術を
活用するものです。

今回のセミナーでは、DX推進方法を企業が抱える課題解決で考えてみま
しょう。もちろん課題は企業の理念あるいは体質によって違ってくるで
しょう。したがって対処の方法も異なります。しかし対処方法の本質は
変わりません。

その基本となるDX推進のためのステップについては前々回にお話ししま
した。企業の課題解決にはそのステップがすべて関係します。
課題例で考えてみましょう。前提には、今回はDXの推進による業務改革
があります。

例えば、DX推進により「事業部門と情報システム部門の連携をスムーズ
に行いたい」と考えたとします。実行に際してまず、事業部門がDX新進
プロジェクトのリーダとなり、役割分担を決めてマネジメントをしなく
てはいけません。

特に、コミュニケーションを十分とらなくてはいけません。次に、
1.プロジェクトの目的と目標を定める
2.情報の共有化を進める(データの保存・活用のためのルール化)
3.効率化を目指す情報技術の活用と組織化
4.更なる情報技術活用による経営戦略と最適化の検討
が考えられます。

ただしこれらのステップを達成するためには、データの整備や活用技術
教育が必要です。ファイル管理やデータの必要性を理解した上の活動に
なります。企業によってはこの部分の見直しや教育から始めなくてはい
けない場合があるかもしれません。

 DX推進が少し先になると考えている企業もあるでしょう。それならば
「老朽化したシステムの運用・保守のための人財の確保」などを考える
でしょう。これを実行する場合も、同様なDX推進の手順や基礎が必要に
なります。

DXを推進した組織改革には、組織強化の一つとしてデータ分析に対する
考え方や教育と新技術の取り組み方が重要です。その上で、DX推進活動
を行わないと結局高くつく結果になります。

新しい企業文化について一緒に考えてみましょう。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【お知らせ】DX時代の企業の取組セミナー
────────────────────────────────
 
 新型コロナが猛威を振るう中、DXを推進するのは正にこの時と思って
いる企業は少なくないようです。しかし、経済産業省のDXレポートをは
じめ種々の報告書によれば、企業が実際にDXを推進しようとしても、DX
を考えた組織づくり、DXを有効とするためのデータ整備、部門間の統合
など、考えることが山積みで、どのように進めたらいいのかわからない
ことが多いようです。

確かに、新型コロナによる企業の事業継続の危機に対して、テレワーク
をはじめとした社内のITインフラや就業に関するルールを迅速かつ柔軟
に変更して、環境変化に対応できた企業と、対応できなかった企業の差
が拡大しています。

これから、DX推進を考えている企業は、既に推進している企業から、そ
の解決策やヒントを学ぶこともできるでしょう。
まず、DXのイメージについて考えてみましょう。企業が抱える課題を、
IT技術やAI技術が何でも解決してくれると思っているのではないでしょ
うか。

さらに、老朽化・複雑化・ブラックボックス化した既存システムがDXの
推進の障壁となっていると言われています。 
DX後進国といわれる日本は、「IT活用が守り型」と言われています。

そのため、短絡的に「DX=老朽化した現在のシステムを刷新する」と考え
る向きがあります。しかしこれは正しくありません。また、「現時点で
競争優位性が確保できている企業=これ以上のDXは不要」と考えるのも
適当ではありません。

一方、デジタル技術を活用し、革新的なビジネスモデルを生み出すDXに
取り組む企業が増えています。革新的なビジネスモデルを実現するには、
単なるAI技術の導入や業務効率化にとどまらず、社内の仕事の進め方を
全般的に変える必要があります。

大切なことは、目的を持って計画的にDXを進めることが大切です。また、
DXの進め方にはいろいろなタイプがあります。DX専門の組織を置く企業
もあるようです。組織化もいろいろ考えられます。

そこで、以下のような内容でDXの推進を考えてみてはいかがでしょうか。

【内容】
1.DX(Digital Transformation)推進の背景
2.DX導入のステップ
3.DXを推進する組織づくりと課題
4.課題解決に向けての考え方

 
【日時】
2021/11/ 5(金)  午前の部 10:00~12:00 Zoomによるオンライン開催
         午後の部 14:00~16:00 Zoomによるオンライン開催
         *午前も午後も同じ内容です。
        
担当講師:横山 真一郎

開催場所:オンラインにて

費用:1名のご参加につき 10,000円(消費税等込み)

支払い方法:*弊社指定銀行口座に振込。口座はお申込み後連絡します。
       ご入金確認次第、招待URL等を送付します。
       なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前か午後かを明記ください。
      03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

申込期限:2021月10月29日(金) 24時まで。

────────────────────────────────
編集後記
────────────────────────────────
高田:開幕前、私の贔屓チームは、並み居る解説者たちが最下位を予想
   していただけに、快哉を上げたいところですが、AIまでもが同じ
   予想をしていたのは悲しいことです。

横山:街中の様子は一見元に戻ったように見えます。しかし、公共施設
   や医療機関の様子はコロナ禍とそれほど変わっていません。さら
   に、繁華街の営業時間の規制がなくなっても食材確保は十分では
   ありません。自給自足が不十分な日本の飲食産業の先行きは不安
   です。もの作りが復活して以前の経済力回復を願うばかりです。
────────────────────────────────

メルマガの感想・要望があればぜひ、こちらへお願いします!

 E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
────────────────────────────────
省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
 公式サイト:< http://www.jbic.co.jp/ >
 E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

※社内・取引先・ご友人などへの転送はご自由にどうぞ。
 ただし、無断転載は厳禁です。出所を必ず明記してくださいね。
—————————————————————-
■広告や記事中でご紹介している商品・サービスに関してのトラブル等
について当方では一切責任を負いかねます。ご自身でご判断下さい。
■購読・解除は、ご自身でお願いいたします。こちらから出来ます。
 独自配信 → https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=jbic
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

back_backnumber

メールマガジン

PAGETOP
Copyright © 2004-2016, Japan Business Innovation Consulting Co.,LTD. (JBIC) All rights reserved.