ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.223 2021.9.15
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 4,007部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 今号からのメインコンテンツは「DX」にスポットをあてた内容です。
温室効果ガス削減同様企業経営にとって大きなテーマになっています。
11月5日(金)にはセミナーも開催します。是非ご期待ください。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】脱炭素化社会に向けた省エネ活動セミナーのお礼
【メインコンテンツ】 DX時代の企業の取組 1
【お知らせ】DX時代の企業の取組セミナー
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【ごあいさつ】脱炭素化社会に向けた省エネ活動セミナーのお礼
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文/石塚 健志

 今年は同じ省エネでも、「脱炭素化社会に向けた」省エネ活動のセミ
ナーを開催させていただきました。

温室効果ガス削減の2030年の中間目標に向けて、エネルギー源を化石燃料
から転換するなどの中・長期活動とは別に、原単位を地道に毎年1%削減
していく取り組みについて取り上げさせていただきました。

 今年度はエネルギー多消費事業所だけでなく、あらゆる物づくりの事
業所は、どう進めていくかの計画を立てる年度でもあると思われます。
そのために今回は具体的な省エネテーマ発掘視点に焦点を当てたセミナー
としました。

当社設定の22の視点について具体的に説明したところ、「すぐに役に立
ちそう」「内容は理解できた」という評価をいただきました。

 途中でエネルギー計算の演習問題は、22の視点の説明に力を入れたた
め割愛せざるを得ませんでした。この演習問題は是非セミナーに組み入
れたい内容なので、今後の課題とさせていただきます。

 すべてコンサルティングの実践の中から生まれた内容ですので少し濃
すぎたかもしれません。しかし2時間いっぱい最後まで熱心に聞いていた
だき、自部署で進めてみようかという意気込みが感じられました。

 セミナー内容はすべてすぐ活用できますので、自社、ご担当事業所の
エネルギー原単位削減活動またはCO2削減活動の企画にうまく活用して
盛り上げていただきたく、よろしくお願いします。

 

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【メインコンテンツ】 DX時代の企業の取組 1
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                 文/横山 真一郎

 新型コロナの脅威はなかなか収まりません。企業は、この事業継続の
危機に対して、テレワークをはじめとした社内のITインフラや就業に関
するルールの見直しを実施しています。

今後、企業は迅速かつ柔軟な組織変更やそのためのDX推進に迫られるで
しょう。

 DX推進の課題は最近のことではありません。
「DX(Digital Transformation)」という考え方の始まりは2000年代の
初めといわれています。その後、現在のようにDXという単語やDXの推進
に向けた対策が一般に広まり始めたのは、2018年に経済産業省が「DXを
推進するためのガイドライン」を取りまとめ、ITシステム「2025年の崖」
というレポートを発表した頃からでしょう。

その傾向がさらにこのコロナ感染の対応を機に検討が加速したと言えます。
現在コロナが猛威を振るう中、DXを推進するのは正にこの時と思ってい
る企業は少なくないようです。しかし、経済産業省のDXレポートをはじ
め種々の報告書によれば、企業が実際にDXを推進しようとしても、DXを
考えた組織づくり、DXを有効とするためのデータ整備、部門間の統合な
ど、考えることが山積みで、どのように進めたらいいのかわからないこ
とが多いようです。

下記11/5(金)のセミナーでは、主にDX推進の考え方と実行方法について
考えてみましょう。まず、DX推進の背景を理解しましょう。そして最近
の企業の導入状況から自社導入のヒントを学びましょう。

しかし、単なる模倣では上手くいくはずはありません。自社の風土に合
ったものでなくてはいけません。既存のシステムの規模も老朽化の程度
も異なります。システム統合なども企業ごとに違うでしょう。

DX推進のステップを理解して、DX推進の目的と目標を定め、資源の見直し、
データ活用の基本的考え方の理解から始めましょう。

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【お知らせ】DX時代の企業の取組セミナー
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 新型コロナが猛威を振るう中、DXを推進するのは正にこの時と思って
いる企業は少なくないようです。しかし、経済産業省のDXレポートをは
じめ種々の報告書によれば、企業が実際にDXを推進しようとしても、DX
を考えた組織づくり、DXを有効とするためのデータ整備、部門間の統合
など、考えることが山積みで、どのように進めたらいいのかわからない
ことが多いようです。

確かに、新型コロナによる企業の事業継続の危機に対して、テレワーク
をはじめとした社内のITインフラや就業に関するルールを迅速かつ柔軟
に変更して、環境変化に対応できた企業と、対応できなかった企業の差
が拡大しています。

これから、DX推進を考えている企業は、既に推進している企業から、そ
の解決策やヒントを学ぶこともできるでしょう。
まず、DXのイメージについて考えてみましょう。企業が抱える課題を、
IT技術やAI技術が何でも解決してくれると思っているのではないでしょ
うか。

さらに、老朽化・複雑化・ブラックボックス化した既存システムがDXの
推進の障壁となっていると言われています。 
DX後進国といわれる日本は、「IT活用が守り型」と言われています。

そのため、短絡的に「DX=老朽化した現在のシステムを刷新する」と考え
る向きがあります。しかしこれは正しくありません。また、「現時点で
競争優位性が確保できている企業=これ以上のDXは不要」と考えるのも
適当ではありません。

一方、デジタル技術を活用し、革新的なビジネスモデルを生み出すDXに
取り組む企業が増えています。革新的なビジネスモデルを実現するには、
単なるAI技術の導入や業務効率化にとどまらず、社内の仕事の進め方を
全般的に変える必要があります。

大切なことは、目的を持って計画的にDXを進めることが大切です。また、
DXの進め方にはいろいろなタイプがあります。DX専門の組織を置く企業
もあるようです。組織化もいろいろ考えられます。

そこで、以下のような内容でDXの推進を考えてみてはいかがでしょうか。

【内容】
1.DX(Digital Transformation)推進の背景
2.DX導入のステップ
3.DXを推進する組織づくりと課題
4.課題解決に向けての考え方

 
【日時】
2021/11/ 5(金)  午前の部 10:00~12:00 Zoomによるオンライン開催
         午後の部 14:00~16:00 Zoomによるオンライン開催
         *午前も午後も同じ内容です。
        
担当講師:横山 真一郎

開催場所:オンラインにて

費用:1名のご参加につき 10,000円(消費税等込み)

支払い方法:*弊社指定銀行口座に振込。口座はお申込み後連絡します。
       ご入金確認次第、招待URL等を送付します。
       なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前か午後かを明記ください。
      03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

申込期限:2021月10月29日(金) 24時まで。

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編集後記
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石塚:9月に入り急に秋と感じる気温の低下ですね。気温の低下と関係
   するかどうかわかりませんが、コロナ禍の終息を祈るばかりです。

横山:オリンピックはやはり感動的でした。ただコロナ感染拡大防止で
   無観客になったこともあり、日本開催の印象が薄らいでしまった
   のは残念でした。これだけ生活様式が変わると、経済の心配もあ
   りますが、私などは健康が心配です。仕事の中での移動がどれだ
   け足腰や視力低下防止に役立っていたことでしょう。
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