ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.210 2021.3.10
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 3,953部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 花見のシーズンです。今年は密にならない様に、そして静かに桜を愛
でましょう。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】オンラインセミナー御礼
【メインコンテンツ】プロジェクトマネジメントの活用‐1
        ー DX時代に求められるプロジェクトマネジメント ー 
【お知らせ】プロジェクトマネジメントの活用セミナー(オンライン)
      ー DX時代に求められるプロジェクトマネジメント ー  
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【ごあいさつ】オンラインセミナー御礼
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                 文/城田 靖彦

 コロナ禍での経済活動も二年目に入り、一都三県では緊急事態宣言の
延長も叫ばれ、まだまだこれまでの活動に戻れるには時間がかかりそう
で厳しい状況です。
その様な中でオンラインミーティングやオンラインセミナーなどが普及し、
弊社においても定着しつつあります。

 さて、3月5日に開催致しました「大規模定修を中心とした保全業務
の最適化」のオンラインセミナーには多くの方にご参加いただきありが
とうございました。

今回はこの日以外にも別途日程を設けて開催させていただくほどの関心
が寄せられました。今回のテーマは改善改革の規模としては大掛かりな
ものであるため、内容的にも多少重い感じを受けられた参加者もいらっ
しゃったようです。

従来の延長線上での取り組みでは期待される成果を生み出すことが出来
ないといったことからどうしても重くなった感はありますが、皆さんに
役立てて頂けるようにコンサルティングの実績に基づく取り組み方のエ
ッセンスを紹介させていただいたつもりです。

いずれ大きな改善を求められる時期が訪れた際にはきっと役に立つので
はないかと思っております。改めてお礼を申し上げると共に皆様に活用
していただけることを願っております。
 

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【メインコンテンツ】プロジェクトマネジメントの活用‐1
        ー DX時代に求められるプロジェクトマネジメント ー
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                 文/横山 真一郎

 デジタル変革(DX)が進められている企業は、「デジタル技術を浸透
させることで既存の価値観や枠組みを見直して革新的なイノベーション
をもたらす」ことが重要なテーマになっています。業務のデジタル化の
強化などをテーマにして、組織改革などに取り組んでいる企業も多いの
ではないでしょうか。個々の取り組みは、過去にない新しいものである
とともに、達成期限は決められていることでしょう。

これは正にプロジェクトです。プロジェクトという言葉は、テレビ番組
で有名になりました。一般にプロジェクトは、番組のように解決がとて
も難しく、大規模なものをイメージされるかもしれません。しかし実際
には、大規模なものもありますが、そればかりではありません。

 プロジェクトとは、次のように定義されています。
「独自の成果物またはサービスを創出するための有期的活動」。
このようにプロジェクトとは、始まりと終わりが定義されている「有期
性」と、未経験の要素が含まれている「独自性」という2つの特徴があり
ます。

企業で言えば、例えばある目標達成のための「新組織構築」のために期
間を定めて行われる業務などのことで、全く同じ日常業務を継続的に繰
り返して行う「ルーティンワーク」とは明確に区別されます。

また、プロジェクトマネジメントとは、上述のプロジェクトを成功に導
くためにマネジメントしていくことになります。企業理念の下、プロジ
ェクトのQCD(品質・コスト・納期)、さらに安全や環境を守るための
マネジメントと言い換えることもできるでしょう。

プロジェクトマネジメントの目的は、プロジェクトの目標達成です。
計画を立てて、「手順」「人材」「設備」「予算」などを総合的にマネ
ジメントします。「いつまでに」「どのような」業務を遂行する必要が
あるのかを示して、メンバーそれぞれの役割や仕事の優先順位を明確に
します。それにより業務をより効率的に行うことを可能にします。

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【お知らせ】プロジェクトマネジメントの活用セミナー(オンライン)
      ー DX時代に求められるプロジェクトマネジメント ー
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 現在、企業ではデジタル変革(DX)が重要なテーマになっています。
その導入や推進は大きな課題となります。それは正にプロジェクトです。
そして、そのプロジェクトの成否の鍵を握るのが、システム全体を俯瞰
できる「プロジェクトマネージャ」です。

では、DX時代のプロジェクトマネージャには、どのような能力が求めら
れるのでしょうか?

まず、DXとは何でしょうか。改めて確認してみましょう。多くの方の理
解では「デジタル技術を浸透させることで人々の生活をより良いものへ
と変革すること。さらに、既存の価値観や枠組みを根底から覆すような
革新的なイノベーションをもたらすもの」となっています。

しかしデジタル変革の重要性が叫ばれていて、多くの企業がそのことを
認識しながらも、抜本的な改革を実現できていません。さらに2025年ま
でにシステム刷新を集中的に推進する必要があると言われています。
これらのことは、2019年に経済産業省によって公開された「DXレポート」
に記載されています。

 装置産業では、設備の老朽化や、熟練層から若手へのシフトに伴う技
能・技術の継承の難しさなどの問題を抱えています。そのため多くの企
業が、既存システムの保守と運用に人材を割かざるを得ず、そのため、
データ解析技術や最先端のデジタル技術を担う人材が不足しています。

一方、プロジェクトとは何でしょうか。今、新型コロナウイルスワクチ
ンの国内での接種が国民の注目を集めています。2月時点での計画は、
まず医師や看護師ら4万人に行われ、3月に残りの医療従事者370万人、
4月から65歳以上の高齢者3600万人に対象を広げ、その後、全国民へ広
げられます。これは、国を挙げた一大プロジェクトといえます。

企業が抱える上述の課題をプロジェクトとして捉えた場合、それを解決
していくためには、それぞれの分野の専門家や技術者、さらに複数の分
野に精通した経験者が必要です。

プロジェクトマネジメントは、このような種々の問題を解決し、さらに
新しいものを作り出すことを目的としたプロジェクトを成功に導くため
に開発されたものです。DX時代では業務改善のためのIT推進に限らず、
ビジネス展開を推し進める際にも必須の技術です。

DX時代の中で、ビッグデータの扱い方からビジネス展開まで、プロジェ
クトマネジメントの活用について考えてみましょう。
 

【内容】
1.プロジェクトマネジメントとは何か
2.DX化におけるプロジェクト
3.プロジェクトマネジメントのポイント
4.プロジェクトマネジメントの活用に関する提案

【日時】
2021/5/14(金) 午前の部 10:00~12:00 Zoomによるオンライン開催
        午後の部 14:00~16:00 Zoomによるオンライン開催
        *午前も午後も同じ内容です。
        *お詫び:昨年11月にご案内したセミナー開催日が
             上記に変更になりました。

担当講師:横山 真一郎

開催場所:オンラインにて

費用:1名のご参加につき 10,000円(消費税等込み)

支払い方法:*開催日3日前までに弊社指定銀行口座に振込
       ご入金確認次第、招待URL等を送付します。
       なお振込手数料は貴社ご負担ください。

お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前か午後かを明記ください。
      03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

申込期限:2021月5月7日(金) 24時まで。

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編集後記
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城田:コロナ禍の影響で少林寺拳法の昇段試験が延期になってしまいま
   した。気が緩みギターばっかり弾いているので、ぐっと引き締め
   直さないといけませんね。

横山:コロナ感染は私たちの生活を大きく変えてしまいました。今後も
   その影響は残るでしょう。教育方法も変わることでしょう。
   長年大学教育に携わってきた一人として、考えるところが多い1年
   でした。これからは継続して蜜になることを避けるようになるで
   しょう。それにより、従来の対面式教育に加えてオンライン式が
   取り入れられるでしょう。教育に限らず、一般的なコミュニケー
   ションもDX化での工夫が必要になるでしょう。

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 工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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