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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.203 2020.11.18
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 3,927部
省エネ・品質改善・物流のコスト削減など、利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
前号でご紹介の12/18(金)開催予定のセミナータイトルを修正
いたしました。是非ご期待ください。
今号の目次↓
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【ごあいさつ】今回のセミナー講師は異色です!
【メインコンテンツ】生産性改善2:問題点の定量化
【お知らせ】ビジネススクールでは教えてくれない本当の現場力セミナー
~コロナ禍で改めて見直す生産性改善の視点~
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【ごあいさつ】今回のセミナー講師は異色です!
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文/高田 真一
講師紹介 : JBICシニアコンサルタント 福井 功(ふくい いさお)
タイトル : ビジネススクールでは教えてくれない本当の現場力
~コロナ禍で改めて見直す生産性改善とは~
今回のセミナー講師は、日本の電子産業発展の中核を担ってきた液晶
ディスプレイの製造現場と事業運営に携わってきました。
筑波大学の理工学系の修士課程を卒業後、大手電子機器メーカーに入社、
電子デバイスの研究開発業務を経て製品開発や主力工場の工場長、事業
統廃合の管制塔役などを務めています。
その後、熾烈な国際競争の中で、電子デバイスのものづくり現場におけ
る徹底的な改善を通して、ニッポンのものづくり優位の本質を体感してき
ました。
これほどの改善の実務経験は、グループ企業や取引先の部材メーカー等
が放っておくはずもなく、事業経営に当たる傍ら、生産性改善活動を牽引
する毎日を過ごしてきました。
定年退職後は、自らが経験してきたものづくりの改善のノウハウを
若手・中堅の技術者に伝えることで、ニッポンの製造業に恩返しする
ことを使命と考えています。
装置産業の中でも特に機能製品、電子材料、加工系工場で、生産性改
善に取り組んでおられる工場長、製造部長の皆さん!
是非、次代を担う中堅・若手の技術者を受講者にご指名ください。
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【メインコンテンツ】生産性改善2:問題点の定量化
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文/福井 功
生産性改善活動の途上は山あり谷あり。障害に遭遇したり、期待通り
の結果が出なかったりで、やってみるといろいろです。だからこそ出来
る限り良い結果につながるよう工夫する必要が有ります。
そういう意味で重要なのが最初の一歩「問題点を明確にする」というス
テージで、パフォーマンスが最大化できない問題点、未達要因や阻害要
因を認識し、現状と目標を数字で定義する段階です。ここで間違えると
遠回りになってしまうので注意が必要です。
このステージでは問題点の切り分けと定量化がポイントですが、数字の
公平性を踏まえたうえで切り口を変えると、いかに外からの目線で自分
たちを見ることが出来るか、ということにもなります。
これが意外と難しい。改善に着手したばかりの初期段階では、社内のデ
ータを使ったり他部門からの意見をもらったりすることで存分に立ち位
置を明確にする効果があると思いますが、次第に「本当にそういう姿な
のか」のような不安が芽生えます。
第三者のように完璧に色眼鏡なしで見るのは相応に難しいことであり手
間暇も掛かるので、常時でなくても時には他の方法で正しく評価するこ
とも考えなければいけないでしょう。
そういう意味で問題点の抽出や定義は単純ではなく、そのうえ公平とか
平等とか、やってみると簡単ではありません。それを逆手に取って、職
場や現場の空気が緩い時など、敢えてハードルを上げて危機感を醸成す
るという上級テクニックも悪くないかもしれません。
だいぶ昔のことですが、「問題発見能力」や「問題創出力」を書いたハ
ードカバーが流行ったことがありました。ここで言いたいのは、それら
の書籍の主題とは異なり、まずは淡々と数字を追い掛け、数字で自分た
ちの姿を俯瞰するのが肝要であるという点です。
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【お知らせ】ビジネススクールでは教えてくれない本当の現場力セミナー
~コロナ禍で改めて見直す生産性改善の視点~
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世界に誇るニッポンのモノ造りの本質は、申し上げるまでもなく
「人財育成」です。そこを原点とする改善モチベーションや職場コミュ
ニケーションから現場改善が生まれます。常に生産性を改善し続けるた
めのエンジンとして極めて重要であり不可欠な要素です。
生産性を改善するのは企業として当たり前、もしかしたら存在意義その
ものかもしれません。本セミナーでは問題点の抽出・定量化・共有の重
要性や現場改善などリアリティ溢れる生産性改善に触れる場をご提供い
たします。
世界中にビジネススクールは山ほど有れど、残念ながら改善活動の源泉
である「現場力」を紐解く講座は見たことがありません。本セミナーを
是非お見逃しなく。
コロナ禍のこの時期にこそ、改めて生産性改善の環境を作っておくこと
が、ポストコロナ時代を迎える備えになると信じています。
【主な内容】
1.生産性改善の必要性
2.課題の明確化/定量化
3.課題解決の視点:考え方と事例
【日時】
2020/12/18(金) 午前の部 10:00~12:00 Zoomによるオンライン開催
午後の部 14:00~16:00 Zoomによるオンライン開催
*午前も午後も同じ内容です。
担当講師:福井 功
開催場所:オンラインにて
費用:1名のご参加につき 10,000円(消費税等込み)
支払い方法:*開催日3日前までに弊社指定銀行口座に振込
ご入金確認次第、招待URL等を送付します。
なお振込手数料は貴社ご負担ください。
お申込方法:本メールへの返信、またはお電話で承ります。
午前か午後かを明記ください。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。
申込期限:2020月12月11日(金) 24時まで。
※午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場合には
開催を取りやめる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
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編集後記
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高田:健康診断の結果、胃カメラを呑みました。ほぼ30年前の苦い思い
出から検査前1週間は憂鬱でしたが、鎮静剤のためか腕のいいお医
者さんのおかげか、カメラが入った瞬間の記憶が全くありません。
福井:過日、好天に誘われて赤城山に紅葉狩りに行ってみました。
が、狭い山道でクルマが数珠つなぎ、ピクリとも動かず閉口。
クルマで行くしかないとは思いますし行きたくもなりますが、
皆さん、お気を付けて!
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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >
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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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