ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.178 2019.11.6
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック)3,800部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 44日間にわたり熱戦が繰り広げられたラクビーW杯。日本の大躍進
をはじめ多くの感動を残し閉幕しました。来年のオリンピック・パラリ
ンピックでも日本勢の活躍で感動したいですね。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】人が足りない!?しかし改善・改革は止められない!!
【メインコンテンツ】SDM(Shut Down Maintenance)の働き方改革 2
【お知らせ】SDM(Shut Down Maintenance)の働き方改革セミナー
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【ごあいさつ】人が足りない!?しかし改善・改革は止められない!!
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文/荒柴 宏充

 労働力不足がどんどん企業経営に迫って来ています。
特に弊社が日頃お世話になっているプロセス産業においては非常に危機
感を持って捉えている企業が増えています。

社員の方々ばかりではありません。協力企業や請負企業、物流企業など
すべてにおいて人不足が加速し、それが発注元企業の競争力にまで影響
を及ぼすまでになりつつあるようです。

その上「働き方改革」「コスト競争力の強化」「人財育成の強化」「IT
・IoTの導入、自動化」などなど、ものつくり現場に降りかかる難題は
山積みです。

しかし今までも人を減らして来たこともあり、技術・技能のノウハウが
上手く受け継がれていないことや、現場への負荷が大きいことなどから
「やるべき課題」や「やらなければいけない課題」までも停滞している
状況が多くなっていないでしょうか?

こういう時こそ弊社の活用を考えてみてください。プロセス業界に特化
して様々な改善・改革コンサルティング実績から停滞している状況打破
にお役に立てると考えております。

是非声掛けして見てください。

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【メインコンテンツ】SDM(Shut Down Maintenance)の働き方改革 2
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文/城田 靖彦

 SDMの働き方改革で必ずと言っていいほど取り挙げられるテーマの一つ
としてIT-ICTの導入というものがあります。
ではこのテーマの採用実施状況は実際のところどうなっているでしょう。

 ある企業さんで通信機能(電話回線)の付いたタブレットを一部現場
で試行してみたことがあると聞きました。
実際に有効であることは確認されたものの、なかなかそれ以上の”しくみ”
にまでは構築出来ていないとのことです。

これでは本来目的を十分に果たすどころかコミュニケーションを高める
ためのツールとしての機能さえも十分とは言えそうにありません。
どんなコミュニケーションを図ろうとしているのでしょう。
 ・着工前の設備の状態などの写真を送り、関係者と共有する
 ・その結果として次のアクションを現場担当者、業者に指示提案する
 ・工事の進み具合、気密完了報告等の進捗管理を行う
 ・追加工事、問題対策などの手続きの処理を迅速に行う
などいろいろと考えられると思います。

では、何故このテーマが具体化できず、なかなか本稼働が出来ないでい
るのでしょう。
見たところ検討すべき課題が想像以上に多くあり、手に負えず二の足を
踏んでしまっているからのようです。

保全部門、製造部門、協力会社までに対応したシステムを構築するとな
るとこれはもう言うまでもなく、かなり大掛かりな内容となり検討に相
当の時間を要するだろうことは確かに頷けます。
これまでもこのようなテーマは挙がってきてはいるものの構想レベルで
実行案にまでに至らない理由はその辺りにありそうです。

では一体どんな検討課題があるというのでしょう、ちょっと挙げてみると、
 ・全体のシステム構成、活用範囲は
 ・採用機器やアプリの内容と基本スペックは
 ・通信環境の確保は
 ・情報処理項目内容、そのフローは
 ・各機器、システムの使い方は
 ・機器類の調達方法は
 ・イニシャルコスト、ランニングコストは
 ・システム管理は、どの部署で担当者は
 ・業者対応は、ルールは、アクセス権は
 ・システムトラブルへの対応は
 ・情報漏洩リスクは
 ・運用ルールは
 ・システムの検証方法は
なるほど、一つ取り上げてもうんざりする位の検討内容ですね。
これだけあるとやり始めたはいいけど消化不良を起こしてしまいそうです。

これが“しくみ”造りに課せられる困難さなのです。
だからこそ、組織挙げて(組織横断的)の取り組み、そしてみんなでや
れる活動環境が必要になってくるのです。

このようなテーマ一つとってみてもSDMの働き方改革は従来の発想、考え方、
取り組み方をガラッと変えていくぐらいでないと、そう簡単には出来な
いくらい大変なものであることが分かってきます。
でももしこれだけのテーマを本当にものにする事が出来たとしたらどん
なに素晴らしいことでしょう。

 今までやったことのないことをやってみる、これもSDMの働き方改革の
魅力ともいえるかも知れませんね。

 

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【お知らせ】SDM(Shut Down Maintenance)の働き方改革セミナー
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 2019年4月より働き方改革法案が施行され勤務管理規制が強化されま
した。

2年若しくは4年に一度の(大型)定修時において、一部の作業員に作業
が集中し残業が法定残業時間80時間/月人を大幅に超えることもあり、
改善が余儀なくされている事例が見受けられます。

部門によっては残業時間を平均にしても下回らないこともあります。
工事量等が増加して、そのまま従来通りのやり方でSDM計画を履行したと
したら、人を増やすか工事期間を延ばすかしなければ対応はできません。

 しかしながら、作業員の確保が難しい今日、操業度は出来るだけ落と
さずに法定時間を守り安全に工事を完了させるには今までの延長線上で
の改善では十分な対応はできません。

このようなことから、これからのSDMの業務の改革を行っていく上での
ヒントとなるセミナーを開催いたします。

これから進められるSDM業務改革のヒントにしてみて下さい。

【主な内容】
1.SDMにおける問題点
2.改善の狙い
3.目標設定とアウトプット
4.アプローチの仕方
5.改善の視点(ヒント)
6.活動の展開、運営方法

【日時】
2019/12/ 6(金) 10:00~12:00/14:00~16:00

担当講師:城田 靖彦

開催場所:東京・赤坂見附。詳細は別途ご連絡いたします。

費用:1名のご参加につき 10,000円 当日現地支払

お申込方法:セミナータイトルとご希望の時刻をご連絡ください。
 本メールへの返信、またはお電話で承ります。
 03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

申込期限:2019月11月29日(金) 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ずお願いします。
※午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場合には
 開催を取りやめる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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荒柴:食欲の秋の真っただ中、食あたり(多分)になり一晩中苦しみま
   した。幸い翌日には回復しましたが、気を付けたいですね!!

城田:行楽の秋に入ったことだし、ちょっと遠くまで自転車を走らせて
   みようかな。
 
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