ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント  vol.139 2018.4.4
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック)

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 新年度がスタート。日本全国で初々しい姿が見られる明るい季節です。
桜の様に日本企業の業績も満開であることを期待したいですね。

今号の目次↓ 
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【ごあいさつ】5S教育の進め方セミナーのお礼
【メインコンテンツ】設備機器の最適予備品管理の取り組み 2
【お知らせ】装置産業における予備品管理セミナー
      ~在庫管理とそのためのデータ蓄積と活用方法~
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【ごあいさつ】5S教育の進め方セミナーのお礼
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文/羽根田 修
 
 先週「装置産業における5S教育の進め方セミナー」を開催し、私自
身が講師をさせて頂きました。

赤坂弁慶堀の桜も見頃で良かったのではないでしょうか。参加された皆
様ありがとうございました。

日程が合わず残念ながら参加できなかった皆様、急遽予定が入り欠席さ
れた方々、出張セミナー可能ですのでご検討下さい。

 さて、今回のセミナーは下記の5つの話をさせて頂きました。

1.現場力強化は5Sが基本である
2.5Sのマネジメント
3.5S概論
4.5S定着の仕組みづくり
5.JBICの5S

出席者の皆様は、自社の5Sレベルが下がっている、現場が主体的にや
らない、推進側としてどう進めるべきか、5Sが停滞しているなど様々
な問題を抱えています。

その解決のヒントになるように話したつもりです。5Sは作業改善や残
業時間削減にも使えるパワフルな手法です。

セミナーで知識をインプットした後はぜひアウトプット(実践)を行っ
てください。

何か一つでもよいと思います。一歩を踏み出し実践することが大事です。

 

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【メインコンテンツ】設備機器の最適予備品管理の取り組み 2
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文/横山 真一郎

 「最適な予備品管理や在庫管理が行われたら費用削減が期待できる」
ということは理解し易いと思います。
ある調査報告によれば、装置産業において予備品管理は設備保全の分野
と考える企業が多く、生産性向上と関係が強いと考えているようです。

設備保全の範疇でなくもう少し積極的な意味で予備品管理を考えて見ま
しょう。生産の中断は企業間の連携を損ねる可能性があります。さらに
BCP(事業継続計画)やコンプライアンスの点で好ましくありません。
信用の回復は維持に比べ格段に難しいものです。企業の信頼維持・向上
を目指して生産活動に取り組む事が大切です。

BCPは、緊急時に用いられる非常時対応マニュアルと言うことができます。
大きく2つのリスクに対応するものです。

一つは、自然災害やテロや電力事故など外的リスクに対応するものです。
もう一つは、企業内の経営上の不祥事や生産上のトラブルなどの内的リ
スクの対応するものです。外的リスクはアクシデントですので対応が難
しくなります。一方内的リスクに対しては、適切な設備診断が行われて
最適な予備品管理が行われていれば対応が十分出来ます。

 何が危険かは企業それぞれです。また設備の状況は変化します。予備
品の使用状況から設備の弱点が分かります。さらにその後の設備や企業
に起こるかもしれない危険性を予測することが可能です。

 予備品管理を事後処理的なことと考えていませんでしょうか。
費用削減はもちろんのこと経営改革の一つとして考えてみませんか。
そのためには不具合の連鎖モデルやデータ解析を基本としたシステム工
学的なアプローチが必要です。それぞれに企業の目的に適したデータの
整理方法やその活用方法について考えてみませんか。

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【お知らせ】装置産業における予備品管理セミナー
      ~在庫管理とそのためのデータ蓄積と活用方法~
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 巨大な設備を要する装置産業は、部品の故障による生産ライン停止を
避けなくてはいけません。

生産活動は稼働率100%を目指して行われます。休止時間が長くなること
は、労務費の無駄やエネルギーコストなどを生じます。

生産停止の時間を最小にするために予備品を準備します。その予備品は、
常備品と個別計画品に分けて考えることができます。
では常備品と個別計画品はどのように決めるのでしょうか。
また在庫管理はどのようにしたら良いのでしょうか。

企業の損失を減少させるためには、予備品を一品ごとに目的にしたがっ
て分類して、それぞれの使用データが集め易いようにすることとデータ
の活用方法を検討することが大切です。

【内容】
1.予備品管理の必要性と目的
2.常備品と個別計画品
3.在庫管理と在庫基準の決め方
4.在庫品の使用データと活用

【日時】
2018/5/18(金) 10:00~12:00/14:00~16:00

担当講師:横山 真一郎

開催場所:東京・赤坂見附。詳細は別途ご連絡いたします。

費用:1名のご参加につき 10,000円 当日現地支払

お申込方法:セミナータイトルとご希望の時刻をご連絡ください。
 本メールへの返信、またはお電話で承ります。
 03-3519-7337 田中冠(はじめ)・荒柴まで(不在時は鶴田までお願いし
 ます)。

申込期限:2018月 5月11日(金) 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ずお願いします。
※午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場合には
 開催を取りやめる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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羽根田:週末に息子の部活の試合を見に行きました。片道1時間かけた
    のに、すでに試合が終わっていました。しかも1回戦負け。
    桜が満開だったのが救いです。

横山:今シンガポールにいます。やはり町がきれいなのは良いですね。
   また、日常にいろいろな国の言葉があるのも活気付く理由の一つ
   だと改めて感じました。仕事成功の秘訣はコミュニケーションだ
   と思っています。教育も同じだと思います。
   文化が違う人々と一緒に学ぶこともこれからの国際社会には必要
   なようです。

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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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