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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.132 2017.12.20
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック)
省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
いよいよ今年も残すところ10日あまりになりましたね。
今年もありがとうございました。来年もよろしくお願い申し上げます。
今号の目次↓
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【ごあいさつ】今年も一年間のご愛読ありがとうございました
【メインコンテンツ】他部門との関わり方に多くの課題
【お知らせ】働き方改革に向けた業務改善セミナー
【コンサルタント募集のお知らせ】
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【ごあいさつ】今年も一年間のご愛読ありがとうございました
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文/高田 真一
今年、政治は、朝鮮半島の緊張ともりかけ問題に明け暮れましたが、
産業界においては、大企業における巨額損失やデータ改ざん事件が相次
ぐ一方、中国のものづくり技術が侮れない存在となりつつあるなど、あ
らためてニッポンの製造業のあり方が問われる一年になりました。
この文脈で働き方改革を捉えると、とりわけ製造業においては、IoT
やAIとともに、労働生産性の向上こそが避けては通れない道程の一つで
あることは間違いないでしょう。
呼応するように、JBICのコンサルティングテーマ(改革の切り口)も、
この1年で大きく様変わりしました。
昨年まで受注割合の4割近くを占めていた省エネルギーが2割に減少
する一方、働き方改革に関連するテーマは、特に今年夏ごろから引き合
いが急増し、2割に迫る勢いとなっています。
JBIC流「働き方改革」の取り組みは多岐にわたります。
一例を挙げると、
・仕事そのものを機能的に捉え直して無駄を削減する
・業務フローを見える化して、業務プロセスの最適化を図るとともに
幹部職の経営課題遂行力を高める
・設備保全など残業が常態化している職場の業務負荷を軽減する
等々
JBICは、生産性向上の取り組みを通して、企業と働き手の双方の価値
を上げ続けるお手伝いに努めていきたいと思います。
今年も一年間、メルマガをご愛読いただきありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。皆さまよいお年を!
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【メインコンテンツ】他部門との関わり方に多くの課題
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文/田中 豊文
工場の管理間接部門の社員の方は、現在従事している仕事は、ほぼ正
しいことを行っているとほとんどの方は思っています。そのため現状の
課題も潜在化してるため、管理者の方は改善の方向性を見いだせないで
います。
特に課題が潜在化しているのは、他部署との関わりのある業務に多い
と思います。
その業務の定常業務と非定常業務にそれぞれに発生理由があります。
定常業務には、関係部署からの情報の品質レベルが悪いケースの時には、
問い合わせや自ら修正をしてしまうため、上司には見えないこと多々あ
ります。
またよくあるケースとして、営業から受注情報の変更が有るたびごと
に、生産計画を毎日変更しています。変更していることがいつしか仕事
のようになってしまい、変更をいかに少なくするかその改善まで至って
いないことが多いです。
また非定常業務では、メールなど工場の他部門や本社のコーポレート
部門から、依頼された案件に多くの時間を掛けていることがあります。
その発生理由は、
1.依頼元の目的や業務内容を把握せずに対応していることが挙げら
れます。
その原因は、依頼元の要求レベルを考えずに過剰な資料を作成してし
まうことにあります。
2.管理責任部署が曖昧なため、他部署が本来やるべき案件を対応し
ていることです。
その原因は、各部門の接点となる業務は職務分掌が曖昧なため、依頼
された時にわからないことが多いため、そのまま受けて、回答してしま
うことです。
3.他部署からの依頼は、メールでくることが多いため、課長を経由
せずに直接担当者に依頼するため、優先順位がわからず、また適切な担
当者がわからず処理をしていることもあります。
このような問題が潜んでいるため、工場の管理者が知らない業務を部
下が仕事をしている、というケース多く見られます。
メールから管理者を経由せずに担当者間で仕事が依頼されるため、各
担当者はメールの受発信に費やされる時間が年々増加しています。20年
前に比べて、その時間は約2倍ほど増えています。
管理者の知らないことが以外に多いこと見られます。各自の業務内容
を”見える化”することで、部下の仕事の価値がそれほど高く無い事に
気付くと思います。
部下の付加価値をいかに向上すべきか、他部門との関わり方に管理者
として取り組むことの重要性を考えるべきと思います。
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【お知らせ】働き方改革に向けた業務改善セミナー
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過労死などで、長時間労働の問題で各企業では残業時間の減少に積極的
に取り組んでいますが、ただやみくもに”残業せずに早く退社するよう
に”と掛け声で終わっていることが多いと思います。
その結果、その業務の重要度や緊急度は各担当者と管理者とのすり合わせ
が十分に行われていないため、本来やるべき仕事がされていなかったり、
優先度が低いのに仕事を従事していたり、掛け声だけで活動を展開しても
本質には何も改善されていない場合が多いようです
ここはもう一度原点に帰って、その仕事の本来目指すべき目的を自ら考え、
その目的に沿った仕事を従事できるように意識改革を図る活動が必要と思
います。
そのための取り進め方や改善の考え方を解説を説明します。
【内容】
1.働き方改革の狙い
2.業務の”見える化”
3.業務改善の進め方
4.業務のあるべき姿の設計
5.定期的にフォローの仕組み構築
【日時】
2018/ 1/ 26(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
担当講師:田中 豊文
開催場所:東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル(弊社)
案内図→ https://jbic.co.jp/company/
費用:1名のご参加につき 10,000円 当日現地支払
お申込方法:セミナータイトルとご希望の時刻をご連絡ください。
本メールへの返信、またはお電話で承ります。
03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。
申込期限:2018月 1月19日(金) 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ずお願いします。
※午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場合には
開催を取りやめる場合がございますので、あらかじめご了承ください。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております!
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【コンサルタント募集のお知らせ】
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弊社では現在コンサルタントを募集しております。
また随時説明会も開催しております。応募の有無にかかわらず、弊社
の説明を聞きたい、知りたい、という方、是非お問合わせください。
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編集後記
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高田:編み物好きな家内が、ほぼ30年ぶりに私のマフラーを編んでくれ
ていると思ったら、娘たちの友人からもリクエストが入るように
なって後回し。しばらくは襟元の寒さに我慢を強いられそうです。
田中:今年で弊社は創立20年なりますが、先日叔父から30年経過しても、
会社が成り立っていれば一人前だと言われました。あと10年頑張
ろうと決意を改めてしました。
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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >
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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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