ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.130 2017.11.22
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック)

省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 寒波が襲って来ましたね。今年も残り1カ月と少しになりました。
溜まった疲れが体調を狂わす季節。栄養と睡眠をしっかり取って頑張り
ましょう。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】省エネ人口がまた増えることを期待して
【メインコンテンツ】自ら仕事の価値を上げることの重要性
【お知らせ】働き方改革に向けた業務改善セミナー
【コンサルタント募集のお知らせ】
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【ごあいさつ】省エネ人口がまた増えることを期待して
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文/石塚 健志

 先日は“皆で進める省エネルギー”セミナーに出席いただき、また熱
心に聞いていただきありがとうございました。
今回もセミナー企画会議で内容が決まってから2~3ヶ月かけて準備し
ています。

わかりやすくするだけでなく省エネルギー活動に関わる方々のベクトル
を合わせることができれば限られた時間で成果を大きくする可能性が高
まります。

ベクトルを合わせるには活動のフェーズを合わせることが有効ですので、
少なくともアイデアや具体的なテーマを思いつくフェーズと、その内容
を温めるフェーズとに分けたいと強く思いました。その為進め方を簡素
化して、この2つのフェーズをはっきりとさせたプログラムを共有化す
ることを強調させてもらいました。

 最初のフェーズでアイデアや具体的なテーマを思いつく内容は2種類
に分かれるようです。その方の性格にもよるのでしょうが、ムダを見つ
けるとか損失を認識するタイプと解決策とかいわゆるソリューションを
先に意識するタイプです。

ヤカンから「湯気が出ているので止めたい」と思うのが前者で、ちょう
どぴったりの「おちょこを持っているのでこれをかぶせてやろう」と思
うのが後者となるでしょうか。

どちらが着想として優秀かと考えることはあまり意味がなく、どちらも
大切にした方がいいに決まっていますので、そんなことを議論するより
“着想の記録の仕方”を工夫すべきと記録様式を準備しておきました。
是非実際に使っていただきたく思います。つまり着想を記録することに
参加者のベクトルを合わせていただきたいのです。

 もっと大事なのは着想をどう活かすかです。記録しておいた着想の中
から優先順位を決め一つずつ、できるだけ多くの方のアイデアやヒント
を集め、実態を詳しく調べ今まで測定が難しかったデータを手に入れ、
正しい実験を計画するなどの行動に皆のベクトルを合わせることになり
ます。個人レベルでは自分の中で温める、すなわち構想を練ることです
が、その手法や技法の紹介はまたの機会にしたいと思います。

 省エネルギーの手法や技法に長け、省エネマインドを持った方々の数
を省エネ人口などと言っております。
その数を増やすことを期待してコンサルティングだけでなく、セミナー
も行っていますので、次の機会にご参加を検討していただきたくお願い
します。

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【メインコンテンツ】自ら仕事の価値を上げることの重要性
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文/田中 豊文 

 最近電通やNHK等で残業時間が問題になって、どの企業も残業時間削
減活動を展開しています。
 しかしながらある企業にお伺いすると、紙の資料を減らすことや、単
に残業時間を減らせ、だけの活動をしているように見うけられます。

 残業時間を減らせだけでは本来やるべき仕事をせずに緊急性のある仕
事だけ行っていることもよくあることです。それでは本来の改善活動と
は言えません。

 残業ができない状況になっていますから、今こそ、限られた時間内で
いかに効率よく使命に従って業務を遂行するか、時間の使い方として価
値ある仕事にふさわしい時間配分なのか検討する必要性があります。

 各自の時間配分を適正化しようとすれば、その部門の使命から検討し
なければなりません。しかしながら現状の職務分掌は各部門の使命から
その業務を明確にしているわけではありません。
 
 一般的に各部門の業務は、情報の入手から加工、保管、伝達、承認な
ど日常業務から設定されていきます。次にその日常業務の不備を確認す
ために管理業務が定められていきます。

 すなわち、一般的な業務の構築の仕方としては、
  1.日常業務の内容と範囲の決定
  2.日常業務を管理するための管理業務の決定
  というようになる傾向が強いです。

 そのため、現状の業務項目を職務分掌に挙げられていることがほとん
どで企業として収益をあげるために各部署の使命は何か、必要な業務機
能は何かが明文化されないことが多いようです。

 各部門の使命から必要な業務機能を明確にしないと「手続きを簡素化
する・システム化する」という方向性でしか改善は進みません。

 したがって、第1ステップは各部門の使命は何かを検討することです。
使命は、各部門の役割から考えるだけでなく、会社の収益に貢献するこ
とから考えることが重要です。

 第2ステップでは、その使命の具体化になります。以下の3項目から
具体化します。

 (1)基本機能:分担している役割から見て、企業経営そのものが成
        り立つ働きをいう。
 (2)管理機能:基本機能のアウトプットでは不完全な場合や、更に
        成果を上げるための管理技術をいう。
 (3)サービス機能:従業員により快適に、より安全に、より楽しく
          より明るく働けることを意図した業務をいう。

 第3ステップでは問題抽出になります。本来、必要な業務機能や業務
範囲と現状の業務との差異から問題点を抽出します。

 また必要な業務でもその重要性をランク分けしてあるべき時間配分
を設定すれば、各自の時間の使い方に問題が見えてきます。

 マネジメントとして、部下の仕事の仕方を変えることが本来の働き改
革の狙うことではないでしょうか。
 
 現状、多忙な中で日常業務をこなしていると、自部門の本来の使命
は何か? 見失っていることがあると思いますので部下と一緒にどのよう
な仕事が付加価値を生むのか検討することが部下の育成にもなります。一
度、必要な業務と時間配分を検討してはいかがでしょうか。

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【お知らせ】働き方改革に向けた業務改善セミナー
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 過労死などで、長時間労働の問題で各企業では残業時間の減少に積極的
に取り組んでいますが、ただやみくもに”残業せずに早く退社するよう
に”と掛け声で終わっていることが多いと思います。

その結果、その業務の重要度や緊急度は各担当者と管理者とのすり合わせ
が十分に行われていないため、本来やるべき仕事がされていなかったり、
優先度が低いのに仕事を従事していたり、掛け声だけで活動を展開しても
本質には何も改善されていない場合が多いようです

ここはもう一度原点に帰って、その仕事の本来目指すべき目的を自ら考え、
その目的に沿った仕事を従事できるように意識改革を図る活動が必要と思
います。

そのための取り進め方や改善の考え方を解説を説明します。

【内容】
1. 働き方改革の狙い
2. 業務の”見える化”
3. 業務改善の進め方
4. 業務のあるべき姿の設計
5. 定期的にフォローの仕組み構築

【日時】
2018/ 1/ 26(金) 10:00~12:00/14:00~16:00

担当講師:田中 豊文

開催場所:東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル(弊社)
     案内図→ https://jbic.co.jp/company/

費用:1名のご参加につき 10,000円 当日現地支払

お申込方法:セミナータイトルとご希望の時刻をご連絡ください。
 本メールへの返信、またはお電話で承ります。
 03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

申込期限:2018月 1月19日(金) 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ずお願いします。
※午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場合には
 開催を取りやめる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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【コンサルタント募集のお知らせ】
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 弊社では現在コンサルタントを募集しております。
また随時説明会も開催しております。応募の有無にかかわらず、弊社
の説明を聞きたい、知りたい、という方、是非お問合わせください。
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編集後記
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石塚:1日に何回も何回も測定して血圧サージである確信が得られ、
   1日おきにタオルを握っています。いい感じです。

田中:浅草の駒形どじょうにいきましたが、昼は観光客で一杯ですが、
   土曜日の夕方には並ばず入れました。行かれる方は夕方がお薦め
   です。

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 E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

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 工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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