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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント   vol.81 2015.12.02
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 2,217部
このメルマガは、省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。
 東京の11月は比較的暖かったですが、12月に入って冷え込んできました。
暖かくしてお過ごしください!
今号の目次↓
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【ごあいさつ】環境が与える影響は大きい!
【メインコンテンツ】エネルギー損失の全体像を知り重点を決める手順
【お知らせ】加工業における省エネルギーの進め方ベーシックセミナー
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【ごあいさつ】環境が与える影響は大きい!
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文/久保田 誠
 先月実施された世界野球WBSCプレミア12。
3位にはなりましたが、準決勝の韓国戦で9回に3点差を逆転されるという、見て
いるファンにとってはいささか残念な結果に終わってしまいました。
とはいえ、最近はあまりプロ野球などに関心がなかった私ですが、負けられない
という緊張感のなかで行われる代表戦は、サッカーの代表戦などと同等に見応え
はありました。
 さて、突然ですが、ほとんどの皆さんは野球のルールをご存知だと思いますが、
どのようにして覚えましたか?
 現在小学3年生の私の子供は、地域の野球チームに入っており、3カ月程前から
私もコーチとして練習に参加しています(ほとんど野球経験はないのですが…)。
そこで少し驚いたのが、ルールを正確に把握できていない子供が多く、低学年で
はほとんどわかっていないということです。
 私は現在40代前半ですが、自分を振り返ると、小学生に入る前から家では野球
中継のTVが毎日点いていて、遊びの中でも当たり前のように野球(のような遊び)
をやっており、野球がとても身近にありました。
そのような環境でしたので、野球のルールを何かで勉強したということもなく、
少なくとも小学生にあがる頃にはすでにルールを覚えていたと記憶しています。
 おそらくこのメルマガを読まれている多くの方も、野球に関していえば、ルー
ルは自然と覚えてしまい、本でルールを勉強したなどという人はあまりいないの
ではないでしょうか?
物事を覚えたりマスターしたりすることは、本人の努力や経験はもちろん必要な
ことです。しかしそれを自然に身に付けてしまうような環境にいる事もとても大
事なことですね。
 コンサルティングのメリットの一つは環境作りです。企業にとって人財は宝と
言われますが、課題解決を通して人財育成を促進させる環境作りに私どもも貢献
したいと思っています。
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【メインコンテンツ】エネルギー損失の全体像を知り重点を決める手順
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文/石塚健志
 熱処理炉を取り上げて省エネの検討をする時に「熱勘定」を行うことは当た
り前のように感じるかもしれませんが、実際にはとても効率が悪いと思います。
論文を書く時には必要かもしれませんが、「ある手法に則って分析をして、
その結果を考察する」という誤った方法論に従うという落とし穴に落ちると、
ほとんど何も得られません。
実践では分析の目的をまず決めて目的に適したやり方をすべきです。
具体的には次のように進めることを推奨しています。
この事例の目的は「エネルギー損失の全体像を知ること」になります。
(1)年間の合計燃料使用量、動力使用量、その他の用役(冷却水など)
使用量を原価計算資料から導きます。
・燃料使用量、冷却水などの重要な数値は自動計測を検討してください。
・動力でも主要箇所は電力モニターの設置を検討してください。
・日々のデータ入手方法などその他の問題も明らかにして対策してください。
(2)炉の目的と働きを明らかにして燃料の理論最少必要量を計算をします。
・理論最少必要量の値は投入エネルギー量の何%に当たるか計算します。
・もしその値が大きければ(例えば60%以上)、エネルギー損失の少ない
他の方式の探索に重点を置く方が良いかもしれません。このエネルギーを
十分有効利用できるなら(例えば熱を回収できる)そこが重点になります。
・結果により重点の置き方を考えてください。
(3)捨てているエネルギー(排熱、排水、排蒸気など)量を調べます。
・可能な限り実測してください。
・この量が多い場合、捨てているエネルギーの質を考慮して回収利用を
検討してください。
・現状で回収されていない場合、質に問題がありますので(汚い、酸露点が
高い、変動が大きい、温度レベルが低いなど)その対策情報を集める
必要があります。
(4)設備由来のエネルギー損失を計算する。
・炉体からの放熱損失がその代表例です。大型の炉では数%しかありませんが、
小型になるほどその割合は多く、30%も占めることがあります。
比表面積が大きくなるからではないかと思います(象は比表面積が小さい
ので体温の喪失は少ないがネズミはあっという間に熱を奪われる)。
その場合は炉体の断熱が重点になります。
・熱エネルギーの性質上、炉の上部が高温になりますので、炉の上面の断熱
構造の変更や内張りなどの手法を調査します。
・炉の内部に余裕のない時は、鉄皮の上に塗装する手段を調べることが
重要になります。
(5)設備の使い方のエネルギー損失を調べる。
・使い方の悪さは単純に経年劣化が疑われます。昔の検収資料、試験成績書の
データと現状との乖離を明らかにします。
・それがなければ(往々にして紛失されています)、同様の実験を行い
評価する必要が生じます。
・なぜ当時よりエネルギー原単位が悪化しているのかを考察します。
まだ幾つかの手順や細かい補足がありますが省略します。要は数人のグルー
プで、このようにエネルギー損失の全体像を共有化していけば、改善の重点が
明らかになることです。
結果としては熱勘定と似ていますが、その過程は似て非なるものがあります。
当社の提供する改善のプログラムがなぜ成果を産むかの秘密がこのような
配慮にあると信じて実践してきました。信じてみてください。
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【お知らせ】加工業における省エネルギーの進め方ベーシックセミナー
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 金属加工業は、熱処理炉などの比較的大型な設備を中心に、その前の成型、
前処理、後ろの洗浄、後処理という類似プロセスで構成されています。
加工業全般に広げても類似プロセスではないかと考えます。もちろん厳密には
違いますが、省エネルギーのアプローチの仕方は同じにできそうです。
このようなプロセスに対しては網羅的な(一本釣りではない)テーマ発掘
活動を行い、優先順位の高いものから取り組むことで大きな成果に結び付く
ことがわかっています。
その進め方をベーシックセミナーにしましたので、ご参加をご検討ください。
【内容】
1.対象設備のリストを作る
2.設備の仕様と、運転管理の実態を知る
3.熱収支と電力使用のデータを集める
4.テーマの素材を登録する
5.テーマを具現化する
6.組織的に適合性を検討する
7.実行計画を立て、実施・フォローアップする
【日時】
2015/12/22(火) 10:00~12:00/14:00~16:00
※いずれの回も2時間、同じ内容のセミナーとなります。
午前か午後をご指定下さい。
担当講師:石塚 健志
開催場所:東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル(弊社オフィス)
案内図→ http://www.jbic.co.jp/about.html
費用:1名のご参加につき 5,000円 当日現地支払
お申込方法:セミナータイトルとご希望の日付・時刻をご連絡ください。
本メールへの返信、またはお電話で承ります。
03-3519-7337 久保田まで(不在時は村松までお願いします)。
申込期限:12月15日 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので、事前申込は必ずお願いします。
参加人数多数の場合、会議室の都合で締め切らせていただく場合がございます。
多くの方のご参加をお待ち申し上げております!
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編集後記
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久保田:先日生まれてはじめて野球の審判をしました。3塁塁審でしたが、試合
自体が接戦の好ゲームであったこともあって、際どい判定をするのに
緊張しました。
石塚:休日は食事担当です。調合調味料を買ってくるのですが、本人は気づか
ず、麻婆茄子、麻婆豆腐、麻婆春雨を選んでいました。
羽根田:ビジネスホテルが予約できず、仕方なく旅館に宿泊しました。ネット
が使えないのが不便でしたが、ある意味ゆっくり休めたのかもしれません。
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 E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >
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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 羽根田修
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