ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント   vol.80 2015.11.18
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 2,200部

このメルマガは、省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

11月に入ると降雪情報がちらほら。今年度は北海道のクライアントが多く、
移動を気にして天気予報や交通情報に敏感です。
今号の目次↓
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【ごあいさつ】省エネの内容より省エネの取り組み方に興味はありませんか?
【メインコンテンツ】理論最少必要量を求める理由
【お知らせ】加工業における省エネルギーの進め方ベーシックセミナー
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【ごあいさつ】省エネの内容より省エネの取り組み方に興味はありませんか?
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文/高田 真一

省エネコンサルティングのPRは、まずは事業所長以下技術系マネジメントの
方々にお集まりいただいて、実績やプログラムの概要をご案内するところから
始まります。

そこでの反応は様々です。
「おもしろい」「ウチでもやってみたい」と言ってくださる方もいますが、
「概念的でよくわからない」とお叱りを受けることもあります。

特に多い声の一つは、「具体的な事例を教えてほしい」というものです。

機密保持に抵触しないよう、出来るだけ手法と関連付けてお答えしたり、
JBICの顧客企業が業界雑誌等に公表している論文をご紹介するのですが、首を
傾げながら「こんなことはとっくにやってますけどねえ。」と言われてしまう
ことも少なくありません。

「ということは、御社ではまだ取り組んでいない案件が、事例にある企業では
『とっくにやられている』こともあるんじゃないですかねえ。」とやんわり申
したいところですが、もちろんおくびにも出せないのでストレスが溜まります。

一方、このプログラムが、なぜ多くのプラントで成果を出しているのか?
に関心を寄せてくださる方は、「どんな体制で臨むのか?」「どんな見方をす
れば沢山のテーマが得られるのか?」などの点を突っ込んで質問してきます。

これらを総称して、私たちは「成果の出る取り組み方」と呼んでおり、営業
段階でプログラムをご案内する際の中心命題としています。

したがって、事例は事例でも、取り組み方の事例によって、成果の出るメカ
ニズムをより分かりやすくお伝えできるよう、今後も説明に工夫を重ねていき
たいと思います。

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【メインコンテンツ】理論最少必要量を求める理由
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文/石塚 健志

製品を作るためにはどうしてもこれだけのエネルギー量が必要だという数値
(理論に基づいて導き出された最少エネルギー量)はどのくらいか?
という興味深い質問があります。

ある著名な方が自動車の理論最少エネルギー量を試算したところ約50%
だったそうです(どのような前提を用いたのかはわかりませんが)。

排気ガスや振動、騒音、発熱が主なエネルギー損失で、損失の少ない自動車を
産出することが技術者の使命ではないかという文脈でした。

このような設計を評価する指標としての使い方以外に、改善テーマを増やす
役割もあります。

理論最少必要量=比熱×(目的温度-入口温度)×必要量

で計算されることが多いのですが、目的温度には±○○℃がついています。
例えば810±20℃というものです。

この範囲については業界により、企業により、人により捉え方(あるいは設定
の経緯)が違っています。

「上限の830℃を目指していれば何かあって温度低下をきたしてもなんとか
なりやすいので、あくまでも830℃です。」

「常に810℃を目指すべき。810℃が1番良いということだから。」

「この範囲でものづくりをすれば必ず製品の品質が許容範囲に収まるというこ
とだから、最も低い790℃を目指すべき。」

等いろいろあります。どれも正しいのかもしれませんが、いずれにしても
根拠をよく見極める必要があります。

例えば次のような根拠であった場合は改善テーマを導くことが可能です。

「設備の能力です。設備内の位置、上下左右前後での変動が大きく、その変動
が下限値でも良品となるようにその変動幅の1/2を本来の値に+して中心値
とし、変動幅をそのまま許容範囲としている。」

実際はもっと複雑かもしれませんが、概ねこのようなことであれば、本来必要
な最少エネルギー量は790℃にすることであり、830℃との差は「加熱温
度変動補償割増損失」と名付けて、「なぜこんなに変動するのか、その要因は
何か、どのような対策が打てるだろうか。」と進められます。

また実際の温度(多くの場合は表面温度だけでなく内部の中心温度)をいく
つかのポイントで測定して、場所での変動、時間軸での変動、ワークのサイズ
による違いなどを手掛かりにして、実際の温度低下がどうなっているか、
どうしてこんなに下がるのか等もテーマとしてあるでしょう。

比熱は物性値ですので、原料を変えないと変えることはできませんが、必要量
にも歩留まりを掛けていれば同様に分析してテーマを探すことが可能です。

理論最少エネルギー量を求めて「こんなに無駄が多いと」確認するだけでなく
多数のテーマ発掘につなげることが大切です。

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【お知らせ】加工業における省エネルギーの進め方ベーシックセミナー
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金属加工業は、熱処理炉などの比較的大型な設備を中心に、その前の成型、
前処理、後ろの洗浄、後処理という類似プロセスで構成されています。

加工業全般に広げても類似プロセスではないかと考えます。もちろん厳密には
違いますが、省エネルギーのアプローチの仕方は同じにできそうです。

このようなプロセスに対しては網羅的な(一本釣りではない)テーマ発掘
活動を行い、優先順位の高いものから取り組むことで大きな成果に結び付く
ことがわかっています。

その進め方をベーシックセミナーにしましたので、ご参加をご検討ください。

【内容】
1.対象設備のリストを作る
2.設備の仕様と、運転管理の実態を知る
3.熱収支と電力使用のデータを集める
4.テーマの素材を登録する
5.テーマを具現化する
6.組織的に適合性を検討する
7.実行計画を立て、実施・フォローアップする

【日時】
2015/12/22(火) 10:00~12:00/14:00~16:00

※いずれの回も2時間、同じ内容のセミナーとなります。
午前か午後をご指定下さい。

担当講師:石塚 健志

開催場所:東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル(弊社オフィス)
案内図→ http://www.jbic.co.jp/about.html

費用:1名のご参加につき 5,000円 当日現地支払

お申込方法:セミナータイトルとご希望の時刻をご連絡ください。
本メールへの返信、またはお電話で承ります。
03-3519-7337 久保田まで(不在時は村松までお願いします)。

申込期限:12月15日 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので、事前申込は必ずお願いします。
参加人数多数の場合、会議室の都合で締め切らせていただく場合がございます。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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高田:自宅は神奈川の平塚なので、電車を乗り過ごしては小田原や熱海に行っ
ていましたが、先日、目が覚めたら深夜の熊谷(埼玉県)でした。
上野東京ラインの最大の犠牲者は私です(ローカルネタですいません)。

石塚:足の親指の爪を剥がしてしまいウォーキングを3週間サボってました。
久しぶりに1時間歩いたところ、足の裏が痛いという初めての経験を
しました。なんとなく足の爪の働きを感じとった気がします。

羽根田:11月の東京だとコートはまだ早い気がしますが、北海道はコート必須
です。コートはかさばるので持っていくのは面倒と思いつつ、風邪ひき
たくないので我慢して持っていっています。

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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 羽根田修
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