ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
工場長・製造部長のコスト削減マネジメント   vol.54 2014.11.05
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 1,824部

このメルマガは、省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

10月上旬に岩手県の平泉に行きましたがまだ紅葉していませんでした。
(続きは編集後記で)

今号の目次↓
───────────────────────────────────
【ごあいさつ】「しくみ化」への流れ
【メインコンテンツ】すべての工程が本質的に付加価値を生み出しているか
【セミナー案内】コツコツ型省エネルギー活動の進め方
───────────────────────────────────

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ごあいさつ】「しくみ化」への流れ
───────────────────────────────────
文/城田 靖彦

改善活動というと物流改善、省エネ、生産安定化、歩留まり向上、製品コスト
開発など特定のテーマに対して目標を達成させるべく活動が運営されていき、
その活動が終わると目標達成がすべての成果として評価されて終わることが多
かったような気がします。

というのも最近、弊社に来る依頼の多くは、活動で行ったことを「しくみ化」
したいというご要望がセットとなってきているからです。
従来の活動においても人財育成も第二の目的において進められてきているので
すが、今はメンバーのスキルアップ以上に継続できる「しくみ化」が求められ
ています。

瞬間風速的ではなく継続できる、定着できる取り組みへと・・・いろいろと活
動をやるが、終わったとたんに引いてしまう。次に続かない・・・継続、定着
は自分達組織の役割でやるべきと思っていたがそんなに優しいことではなかっ
た、そんな思いからでしょうか?

しくみ化を含めた提案をすると今まで以上に活動に対する価値を感じて頂ける
ようです。新しいことを始めた時には「しくみ化」は不可欠です。
活動に「しくみ化」という価値概念が組み込まれてきたのは今のトレンドなの
でしょうか。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【メインコンテンツ】すべての工程が本質的に付加価値を生み出しているか
───────────────────────────────────
文/石塚 健志

モノは幾つかの工程を経て作られますが、その工程全てが本当に付加価値を
生み出しているのかどうか疑ってみることは大切です。

なぜなら、その工程の価値を決めるのはお客様であって、モノを作る側の人が
決める性質ものではありません。しかし、ついついそれを忘れてしまい、作る
側で「どの工程でも付加価値を生んでいる」と勝手に思い込んでしまいがちです。

山口県の柳井市を中心に展開するファッションクリーニング金井の金井社長
がクリーニングの工程にメスを入れ、エコ洗剤を洗剤メーカーと共同で開発し
たそうです(朝日新聞山口版 2010年6月8日)。

クリーニングの工程は、洗い→すすぎ→脱水→乾燥→プレス→包装で構成され
ています。例えばプレスを丁寧に高い質で行うので当社の代金は他社より30円
高くても認められるのであればプレス工程が付加価値を生んでいると言えます
が、金井社長はそう考えなかったようです。

ワイシャツの袖の小じわは高温で繊維が縮むからであり、高温で洗うことが
問題だと考えました。しかし低温では汚れが落ちにくい、それならば低温でも
汚れが落ちる洗剤ができないかと思い立ち「ワイシャツなどの白物衣類を
40℃以下でもきれいに仕上げる」というテーマに取り組みました。

約20社の業務用洗剤をあらゆるパターンで配合して実験し、3ヶ月でベストの
配合にたどりついたそうです。この考えは見事に成果を産みました。

(1)洗いやすすぎ工程での蒸気の使用を激減させ
(2)すすぎの回数が2回から1回となり、電気と水を削減
(3)袖の小じわがなくなりプレス時間が大幅短縮

これを私なりに解釈すると「付加価値を生んでいるのは洗い工程だけであり、
その洗い方が不十分なために高温で洗わざるを得なく、他の工程においては
すすぎ工程が2回も必要となったり、プレスでは袖の小じわ取りに多くの
時間を費やしていたに過ぎずなんら付加価値を生んでいなかった」ということ
になります。

この「すべての工程が本質的に付加価値を生んでいるか」という視点はプロセ
スの省ネルギーの最も基本の視点である(省エネルギーにとどまらずプロセス
改善やプロセス総点検の基本視点でもあります)ことがこの記事でも証明され
たと、山口県の仕事先でのホテルで新聞を読みながら得心した次第です。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【セミナー案内】コツコツ型省エネルギー活動の進め方
───────────────────────────────────

省エネ活動が停滞している事業所には次のような傾向が見られます。

(1) 事業所全体の省エネ担当者、省エネ推進担当者がいない(製造や工務任せ)。
(2) 進め方に共通の手順やフォーマットが用意されていない(担当者任せ)。
(3) 主な省エネ課題は実施済みとの認識が強い
(省エネをエネルギー管理だけの狭い意味に取られている)。

しかしここ数年電気料金、燃料価格は高騰しています。そのため、
利益の源泉の一つに省エネを取り上げる必要性も高まっています
(エネルギー多消費型の事業所だけではありません)。
元々、省エネはコツコツと長く続けるべきものでありますので技術者の
基本スキルに省エネ手法も加えていただきたく、セミナーを開催します。

【内容】
1.省エネの攻め所:基本的考え方
2.エネルギー損失の捉え方を理解する:基本的な視点
3.エネルギーの投入実態(事実)を知る:実態調査段階
4.分析結果を考察し、気づきとエネルギー損失を挙げる:損失発見段階
5.目標管理とグループ発想でテーマを創出する:テーマ発掘段階
6.具体的な方式を検討し、成立根拠を明らかにする:構想化段階
7.組織的に適合性の判断を行い、案を育成する:適合化段階
8.実行計画を立案し、次期活動体制を確立する:実行計画化段階

【推奨する参加者】
省エネ活動の事務局、リーダー、サブリーダーの立場にある方(予定者も)。
製造部門や技術部門の管理者、監督者、スタッフ。業種はものづくり全般です。

【日時】
2014年11月21日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
※いずれの回も2時間、同じ内容のセミナーとなります。
午前か午後をご指定下さい。

*7月発行の当メルマガで11月14日とご案内しましたが上記に変更致します。

悪しからずご了解ください。

担当講師:石塚健志

費用:1名のご参加につき 5,000円 当日現地支払

お申込方法:セミナータイトルとご希望の時刻をご連絡ください。
本メールへの返信、またはお電話で承ります。
03-3519-7337 村松まで(不在時は高田までお願いします)。

申込期限:11月14日 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので、事前申込は必ずお願いします。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

───────────────────────────────────
編集後記
───────────────────────────────────
城田:2年間サボっていたスイミングを再開しました。今は、出来れば週2回
ジムに行き、行ったときには1時間ほどで1.5km泳ぐようにしています。

石塚:2度のピロリ菌退治に失敗したのに、医者からは「もういいでしょう」
と言われ胃腸の薬も服用をやめて10ヶ月、なぜか胃の調子がいいのです。

羽根田:盛岡にて5S教育の進め方を発表した帰りに世界遺産の平泉に行って
きました。金色堂はもちろん圧巻でしたが、他にも御堂がたくさんあって、
仏像好きには楽しめました。

───────────────────────────────────

メルマガの感想・要望があればぜひ、こちらへお願いします!

E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
───────────────────────────────────
省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 羽根田修
公式サイト:< http://www.jbic.co.jp/ >
品質改善.com:< http://www.hinkai.com/ >
3s4s5s.com:< http://www.3s4s5s.com/ >
E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

※社内・取引先・ご友人などへの転送はご自由にどうぞ。
ただし、無断転載は厳禁です。出所を必ず明記してくださいね。
———————————————————————-
■広告や記事中でご紹介している商品・サービスに関してのトラブル等に
ついて当方では一切責任を負いかねます。ご自身の責任でご判断下さい。
■購読・解除は、ご自身でお願いいたします。こちらから出来ます。
独自配信 → https://i-magazine.jp/bm/p/f/tf.php?id=jbic
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

back_backnumber

メールマガジン

PAGETOP
Copyright © 2004-2016, Japan Business Innovation Consulting Co.,LTD. (JBIC) All rights reserved.