ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント   vol.28 2013.10.16
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 1399部

このメルマガは、省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

10月にもかかわらず暖かい日が続きますね。寒暖差に体調をくずさないよう
ご注意ください。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】省エネ活動の成功要因とは?
【メインコンテンツ】省エネルギー改善案の育て方
【お知らせ】省エネルギーベーシックセミナー
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【ごあいさつ】省エネ活動の成功要因とは?
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文/高田真一

省エネに限らず、改善活動の最大の成功要因は、強力な活動体制を確立するこ
とだと言われています。

10年前、瀬戸内工業地域の中でも有数の化学系事業所でJBICの導入を検討い
ただいた時の話です。

省エネにひときわ熱心だった副所長は、「効果が見えない」として踏ん切りが
つけられずにいました。

しかし、省エネのネタが尽きてしまった以上、「自力で展開してもたかが知れ
ている」とエイヤッで導入を決断されたのですが、体制作りに着手した時点で、
「自分が責任を持てる体制を作ること自体が最大の成功要因である。」という
ことに気付かされた、とのことでした。

この方はその後事業所長に就任、「確信が自信に変わった。」と、今度は対象
プラントを拡大して、3年間続けて導入していただくまでに至っています。

また、体制には活動組織やメンバー選定のほかに、いかに活動をしやすくさ
せるか?という仕組みに関するものも含まれます。

省エネに積極的に取り組んでいる事業所は、省エネを戦略投資と位置付け、通
常の合理化投資とは異なる投資採算基準を設定していたり、電気や蒸気などの
エネルギー単価の設定も、省エネの案件を出しやすくするための工夫を凝らし
ています。
JBICから投資採算基準の見直しを提言させていただくこともあります。

では、組織・人・仕組みが整ったら体制は万全でしょうか?

いやいや、チームのモチベーションという側面も疎かにすることはできません。
工場トップ自ら、「期待してるよ!」という姿勢を示しつつ、適切なステアリ
ング機能を発揮することが、何よりもチームメンバーの励みとなります。

組織と仕組みとマネジメントがうまく噛み合ってこそ、チームの力を最大限に
発揮させることができるのです。

JBICは、コンサルティングの前段階から、工場長・製造部長の右腕となって、
成果を出すための仕掛け=環境づくりをお手伝いさせてもらっています。

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【メインコンテンツ】省エネルギー改善案の育て方
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文/羽根田 修

タイトルに省エネルギー改善案としましたが、コスト削減案と読み替えても
大丈夫です。以下、単に改善案と記述します。

私は改善案は柔らかい段階(煮詰まっていない、思いつきレベル)から
実施可能レベルまで段階を踏んで育てた方が、実現に結び付く可能性が高まる
と考えています。

一般的に柔らかい改善案を強引に実行まで持って行こうとするから、
モノにならないのです(落ちる確率が高くなる)。

柔らかい改善案を叩いて生き残りを実行するより、計画的に育てていく方が
生き残る可能性が高まります。

ですので、組織全体で改善案を育ていく風土が大切です。それには改善案の
レベルを組織の中で定義して、共有化しなければなりません。

そこで、私の改善案のレベルの定義を紹介します。

1.気づき

第一は、日常業務の中で感じる疑問点や要調査事項を気づきとして一覧表と
して持つことから始めます。

より多くの気づきを得るには、プラントの現状を正しく理解する、
本質を追及する現状実態分析をすることです。

前回のメルマガで説明した省エネルギーの視点からも気づきが得られます。

2.テーマ素材

気づきから、その損失を無くしたり、減らしたり、他に変えることが可能と
予想される手段を考えます。

つまり、テーマ素材は「こんな損失があるから、こう対処しよう」
という手段があることです。

この段階では、思いつきレベル(ジャストアイデア)を文章化する程度でかま
いません。効果金額、投資額はまだ計算しません。あわてないことです。

3.テーマ

テーマは「本当にロスあって、削減のための論理的裏付けができ、
改善手段が明確にされた案」です。

テーマ内容の精度は粗いものの、テーマ素材よりは具体化します。
効果金額は概算、投資見積はエンジニアの感覚で大丈夫です。

4.構想案

構想案は「基本的な問題点が解決され、具体的な仕様が設定された案」です。
内容は基本設計で、見積を取れるレベルまで具体化します。

効果金額の精度は予算申請レベル、投資額はメーカー見積、実績額から導き
出され、採算性を満足する案です。

5.実施可能案

実施可能案は「関係部門、所属長の承認を受けた構想案」です。

ベースは構想案ですが、関係者から盲点やモレを指摘してもらい、実現可能と
承認をもらうまで詰めていきます。

一般的には「設備投資のための稟議書レベル」になります。

定義はここまでです。1つの気づきに対して、1つずつ順番に進めていく
方法もありますが(1本釣り)、組織的にまず気づきを多く抽出して、
一斉にレベルを上げていくこと(底引き網的)をお勧めします。

それをマネジメントできるのは工場長、製造部長のはずです。
具体的には弊社の「省エネルギーベーシックセミナー」にて説明しますので
ぜひ参加ください。

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【お知らせ】省エネルギーベーシックセミナー その1
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省エネ活動が停滞している工場には3つの特徴があります。

(1)優先順位が低い (2)個人任せ (3)取り組み方を知らない

技術者・現場は「ものづくり」という最大の使命があり、品質・安全の課題を
優先して、省エネルギーは後回しにされています。また技術者・現場任せの
勘・コツ・経験の省エネではもうネタがつきて限界にきています。

そこで、体系的に取り組む省エネ手法により、今まで気づかなかった
省エネのネタを網羅的に発掘することで、やりつくし感のある省エネを
打破する組織的な省エネ活動について解説します。

これまで100プラント以上で15%の削減実績を築いた再現性のある
省エネ手法です。

【カリキュラム】
1.省エネの攻め所:基本的考え方
2.エネルギー損失の捉え方を理解する:基本的な視点
3.エネルギーの投入実態(事実)を知る:実態調査段階
4.分析結果を考察し、気づきとエネルギー損失を挙げる:損失発見段階
5.目標管理とグループ発想でテーマを創出する:テーマ発掘段階
6.具体的な方式を検討し、成立根拠を明らかにする:構想化段階
7.組織的に適合性の判断を行い、案を育成する:適合化段階
8.実行計画を立案し、次期活動体制を確立する:実行計画化段階

【推奨する参加者】
プロセス産業(化学・非鉄金属業等)の管理者(工場長、製造部長・課長など)

【日時】
10月24日(木) 10:00~12:00/14:00~16:00/17:30~19:30
10月25日(金) 10:00~12:00/14:00~16:00
※いずれの回も2時間、同じ内容のセミナーとなります。

担当講師:城田 靖彦(しろた やすひこ)
開催場所:東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル(弊社オフィス)
案内図→ http://www.jbic.co.jp/about.html
費用:各テーマ1名のご参加につき 5,000円 当日現地支払

お申込方法:セミナータイトルとご希望の日付・時刻をご連絡ください。
本メールへの返信、またはお電話で承ります。
03-3519-7337 毛利まで(不在時は高田までお願いします)。

申込期限:10月17日の24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので、事前申込は必ずお願いします。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております。申し込みは今すぐ!

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【お知らせ】省エネルギーベーシックセミナー その2
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前述の「省エネルギーベーシックセミナー」を日刊工業新聞社主催にて
開催いたします。詳細は下記のURLにアクセスして下さい。

弊社主催 10/24,25の都合が合わない方はこちらもどうぞ。

日時:2013年10月25日(水) 18:30~20:30

開催場所:日刊工業新聞社本社・セミナー会場 地下1階
(東京都中央区日本橋小網町14-1 住生日本橋小網町ビル)

費用:7,000円

【担当講師】羽根田 修(はねだ おさむ)

お申込方法:下記のURLにセミナー案内があります。
≪セミナーの参加申し込み≫をクリックして必要事項を入力してください。

http://www.metroguide.jp/seminar/20131025/index.html

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編集後記
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高田:10月中旬というのにこの暑さ!
吹雪の中、10.21国際反戦デーにデモった青春は今何処?

羽根田:出張時に替えの靴下を忘れたため、水洗いして部屋干ししたのですが、
とても臭くなり焦りました。そこでファ○リーズ。普通の臭いになりました。
ファ○リーズは本当に効いているんだと実感しました。

毛利:紙パルプ技術協会年次大会への出展のため浜松に2泊しました。
居酒屋の店員さんに、乾杯は「やらまいか!」でお願いします!と言われ、
元気よく唱和させていただきました。
本田宗一郎氏の「やらまいか精神」は、浜松の方言だったのですね。

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E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラム。
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 羽根田修
公式サイト:< http://www.jbic.co.jp/ >
品質改善.com:< http://www.hinkai.com/ >
3s4s5s.com:< http://www.3s4s5s.com/ >
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