ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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工場長・製造部長のコスト削減マネジメント vol.174 2019.9.11
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日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック)3,744部

 省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 今年も台風が多発し各地に被害をもたらしています。交通機関もマヒ
したりとビジネスへの影響も心配ですね。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】個々人の成長に役立つ省エネルギーコンサルティング
【メインコンテンツ】全員参加の省エネ活動、目標設定で考慮すべきこと
【お知らせ】全員参加の省エネルギーセミナー
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【ごあいさつ】個々人の成長に役立つ省エネルギーコンサルティング
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文/荒柴 宏充

 前回配信のメルマガ173号の冒頭で「最近再び引合いが増加傾向に
ある省エネの話題です。」という紹介をさせて頂きました。

ESG経営の影響か?コストダウン圧力が高まっているから?など企業を取
巻く環境が再び省エネルギーを検討する機運になっているのでしょうか。

お陰様でJBICの省エネルギーコンサルティングは多くの装置系企業様で
導入を頂いており、コストダウン効果・成果が出るコンサルティングと
して評価を頂いております。

 しかし最も評価を頂いているのは人材育成への貢献だと自負しています。
これはJBICのコンサルティングすべてに共通する事でもあります。

「皆で考え、皆で実行し、皆で成功すること!!」省エネではありませ
んがある企業幹部のコンサル活動メンバーへの励ましの言葉です。
この機会に自身の成長を目指そう、という思いが込められています。

「全員参加の省エネルギー」は、数字的な成果とともに、正に人材育成
に貢献できる取組みの紹介です。

省エネを検討している、あるいはどんな人材育成がいいか悩んでいる、
といった企業様、一度ご検討されることをお勧めいたします。

  
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【メインコンテンツ】全員参加の省エネ活動、目標設定で考慮すべきこと
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文/石塚 健志

 スズキ自動車のスズキ会長は社長時代に、「10,000個の部品があるん
だから1個10円のコストダウンをすれば全体で100,000円のコストダウン
になる」と役員を説得してコストダウン活動を推進したのは有名な話です。

省エネでも同様の発想があって「クランク式のプレスはクランク自体を
持ち上げなければならないのでここに駄肉があればムダな動力を使って
いることになる。駄肉を徹底的に無くしなさい」と数ミリのドリルの穴
でも開けさせたという逸話を聞いたことがあります。目標設定の巧みな
事例として記憶しています。

 全員参加で省エネを進めるときに部門別に異なる目標とすべきかどう
かは難しい課題です。例えば毎年欠かさず省エネの実績を積み上げてい
る部門もあれば、ほとんどやらずにいる部門もあると思います。

後者の理由としてあげられるのが次のようなものです。
・うちの部門は(以下略)そもそもエネルギー使用量が少ない
・ムダはほとんどない
・過去に散々やってやりきった、雑巾を絞りきってもう何も残っていない
・すべての設備が省エネタイプに切り替えてある
・需要の変動が激しくやっても効果の実証ができない
・とにかく忙しい、暇な部門がたくさんやるべき
・増産が優先されて省エネとは相容れない などなど。

 確かにそうかもしれないし、ただのやらない言い訳にも聞こえます。
それぞれの部門の特殊事情を客観的に評価できるかどうか、実態を映す
鏡のようなものがあればいいのですが、ほとんどの業界では鏡ができて
いません。

鉄鋼業界では企業の壁を超えたJK活動で省エネ技術交流が図られていたり、
石油精製や石油化学では比較研究を先導する企業があったりしているよ
うですが、部門別に細かいところまでは難しいのではないでしょうか。

 結論から言えば、思い切ってどんな事情があっても全部門一律の改善率
を目標とした方が活動全体が進むようです。

 非鉄金属のある事業所で省エネの活動を進めたとき、ほとんどの部門
を対象にしたのですが、特金部門は目標を設定しませんでした。
特金部門は金・銀・白金などの貴金属を扱っており、管理が厳しく又エ
ネルギー使用金額が低かったためです。
活動の報告会では「我々も参加したかった」と係長や監督職の方に言わ
れました。

食品会社でも、バイオ部門が研究室のような部門でしたので目標を設定
しなかったため「我々も参加したかった」となりました。
目標を決めないということは参加しなくてもいいことと理解されるよう
です。

 そのような経験から、必ず全部門を参加させ目標を設定することにし
ました。目標値も一律としています。その理油は単純に部門別に異なる
目標設定の仕方が見い出せなかったからです。もし一度で全部門を参加
させられない時には3カ年計画を立て、結果的に全部門を参加させるよ
うにしました。

 エネルギー使用金額が2桁も異なる部門が参加しても仕方がないので
はないかと思われるかもしれません。製紙工場では抄造部門では蒸気を
たくさん使っており金額にして年間20億円にもなります。
仕上部門では年間多くても1千万円くらいでしょうか。それでも「やる
ことがない」と言わずに、ムダを見つけてきては改善しています。

本当に同じ改善率を目標にすべきだろうかと迷いますが、結果としては
良かったことがほとんどでした。

 省エネ活動を長く続けていくには、毎年毎年省エネ法をクリヤーして
いく、すなわち1%の原単位改善を積み上げていくのではなく、3年とか
5年とかのスパンで活動を強化させる取り組みをお勧めします。

 具体的には3年であれば3%の目標に、5年であれば5%の目標を設定
して、その3カ年計画や5カ年計画の初年度に前倒しで具体的な改善項目
を抽出する進め方です。もちろん10年ごとの計画で10%目標でも構
いません。そのようにメリハリをつけて進めることで担当者を変えたり
重点を変えたりしながら長く続けていくことが可能になります。

 

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【お知らせ】全員参加の省エネルギーセミナー
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 省エネルギーを一部の専門家だけの活動にしてしまうとすぐに行き詰
まります。多く見られるのは設備部門や工務部門に任せっきりにしてし
まっている活動です。

このような場合、設備部門からは「計画的にインバーターを導入してい
るのに、運転モードに対応して回転数を変える使い方をしてくれない」
などという声にあらわれてきます。

この例ではインバーターとしましたが、すべての省エネ機器に入れ替え
ていただいても通じます。

一方、製造部門からは「設備部門ではLED化を進めているが、更衣室
だとか倉庫だとか点灯必要時間の短いところばかりを優先的に入れてい
るのはおかしいのではないか」と他人事のような意見にあらわれてきま
す。

活動を全員参加で進めたいがうまく計画できないでいる方々を対象に、
以下の内容を解説していきます。
セミナーを企画しましたのでご参加を検討してください。

【内容】
1.対象設備のリストを作る
2.設備の仕様と、運転管理の実態を知る
3.熱収支と電力使用のデータを集める
4.テーマの素材を登録する
5.テーマを具現化する
6.組織的に適合性を検討する
7.実行計画を立て、実施・フォローアップする
8.ステップに対応した各部門の役割設計例
 
【日時】
2019/10/11(金) 10:00~12:00/14:00~16:00

担当講師:石塚 健志

開催場所:東京・赤坂見附。詳細は別途ご連絡いたします。

費用:1名のご参加につき 10,000円 当日現地支払

お申込方法:セミナータイトルとご希望の時刻をご連絡ください。
 本メールへの返信、またはお電話で承ります。
 03-3519-7337 荒柴まで(不在時は鶴田までお願いします)。

申込期限:2019月10月4日(金) 24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので事前申込は必ずお願いします。
※午前・午後ともに最少催行人数は3名様です。満たない場合には
 開催を取りやめる場合がございますので、あらかじめご了承ください。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

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編集後記
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荒柴:この編集後記を書いているのは8日(日)の夜。テレビでは関東へ
   接近する台風15号の状況を中継しています。
   元号がかわっても自然災害は収まりそうにないですね。

石塚:実態を映す鏡として、家庭部門でも標準的なエネルギー使用量と
   いうものがエネルギー供給企業から示されるようになるので
   しょうか。
 
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 E-MAIL:< tokyo@jbic.co.jp >

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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
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■発行人:日本ビジネス革新コンサルティング株式会社 荒柴宏充
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