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 工場長・製造部長のコスト削減マネジメント   vol.12 2013.03.27
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  日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 743部

このメルマガは、省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 桜の開花が例年より早く、花見の予定を繰り上げる方が多いようです。
桜が咲くと春が来たと感じますね。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】現場目線のコンサルティングが求められています
【メインコンテンツ】生産性向上を援護する効果的な小日程管理の概要
【視点】現場の実態を職長はどこまで把握しているか
【お知らせ】請負会社の育成とコスト削減に関するベーシックセミナーの開催
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【ごあいさつ】現場目線のコンサルティングが求められています
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文/高田真一

「JBICのコンサルタントは、どんなプロフィールの持ち主なのですか?」

営業の初動段階、工場長や製造部長との面談の中で、時折こんな質問を受ける
ことがあります。
その口ぶりには、「観念論を振りかざすコンサルタントはごめんですよ。」と
いう警戒感が感じられます。

幸い、「ウチのコンサルタントは、技術者として、もの作りの現場で、ライン
長やスタッフとして様々な改善に取り組んだ経験を積んだ上でコンサルタント
を志した者たちです。」と正直にお答えすると、ホッとした表情をされ、実際
に会って、二言三言言葉を交わすと更に信頼感を持っていただけるようです。

JBICのコンサルタントは、現場の苦労を熟知しているからこそ、工場における
すべての改善活動の基本は、まず何よりも工程を安定させることだと考えてい
ます。

工程の安定稼働を図るためには、もの作りの原理原則に照らして、現場のトラ
ブル要因(設備や品質の不具合)そのものをなくすという改善の側面と、現場
で何が起きているのか常にアンテナを張り巡らして問題を見えやすくしておく、
という管理の側面があります。

特に後者は、現場力の要(かなめ)である職長さんが先頭に立って推進すべき
生産性向上の基本といえるでしょう。

今回は、数多くの事業所で実績を挙げている、工程管理手法の一端をご紹介し
ます。

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【メインコンテンツ】生産性向上を援護する効果的な小日程管理の概要
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文/柳 和男

 生産性向上を目指し、各事業所・工場では様々な取り組みが続けられて
います。
今回は少し馴染みが少ない取り組みですが、生産性向上を援護する手法と
しての「小日程管理」の概要を紹介します。

 生産性向上や少人化では、通常の取組として、作業のムダを排除する為に
様々な分析手法や改善技法を使いますが、小日程管理は、現場を預かる職長
クラスが小日程計画を使って、計画・指示・統制・確認を行う手法です。

 これまでも多くの事業所で実施した結果、作業のムダ取から得られる削減
時間を10とすると、小日程管理から得られる削減効果は、ザックリ 
2~3 といった所です。

例えば、生産性向上の目標値を立てて改善して行く場合、目標値に達する為
のムダの削減量が不足している、といった事もある訳ですが、
小日程管理を入れたお蔭で「目標値はクリアーできるようになった」
といった事が実際出てきます。

 小日程管理とは

小日程計画を元に現場の職長クラス(例えば:班長、作業長、係長など)が
前日の作業終了時頃に、当日の生産の進捗と生産管理から示されている
計画との差異を勘案して、翌日の生産計画を担当者別・設備別(ライン別や
作業別)に作成することをいいます。

 実際はPCのエクセル等を使って、自分達でタイムチャートのフォーマット
を作って運用しています。

 上段は計画欄(職長作成)、下段は実績欄(作業者記入用)とします。
標準作業時間を設定する必要があるため、作業改善を実施した時は必ず
標準作業時間を作成する事が必要です。

 当日朝、担当者に計画を指示、進捗を都度確認し、計画差異を出来るだけ
早期に是正し、統制します。

 職長クラスが部品の供給や出来た製品を回収・運搬するといった役割を
持つ事が運用の一つのコツです。(以下配膳作業としましょう)
 各現場に配膳に行った時に作業の進捗を確認し、作業が予定より遅れて
いる時は迅速に是正処置を講じます。(応援要請や異常処置等)

 異常(品質異常やチョコ停などのトラブル)は全て備考欄に作業者が
記入し、現場の日常の実態を職制が把握し、改善に繋げるようにします。
この日々の地道な繰り返しが、現場力強化に繋がります。
 
 又作業者は、生産の進捗を計画表の実績欄に生産の区切り毎に記入し、
進捗が一目で誰が見ても分かるようにします。

 「誰が見ても」の「誰」とは、普段現場にナカナカ足を運べない、工場長
や製造部長、営業の問い合わせに四苦八苦して現場確認している生産管理の
担当者等も、勿論含みます。

 なぜ「小日程管理」が生産性向上を援護するのか

 現場は、所謂「マイペース作業」になっている所が非常に多いのが実態
です。 この「マイペース作業」を脱却し、標準時間での作業に変えていく
ツールが「小日程管理」です。

 「マイペース作業」は「手待ち」というムダを多く含む為、これを排除する
事が生産性向上に繋がる事になります。⇒「ペースメーカー」になります。

 又異常を顕在化し、改善に繋げる事で安定稼働化を図る事が出来、
生産性向上に繋がる点も大きい要素です。
 

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【視点】現場の実態を職長はどこまで把握しているか
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文/柳 和男

 生産性向上の取組等で、「小日程計画表」を作ろう!と職長に呼びかけると、
スラスラと書ける人は少数なのが、これまで経験した中での実態です。

 現場の事が分かっている様で、分かっていないのが実態と言ってもいいかも
知れません。

 ①現場の作業実態が良く分からなく「小日程計画表」が書けない、作らない
          ↓
 ②作業者の裁量に任された「マイペース作業」が発生する
          ↓
 ③生産性の低い現場が誕生する

 その逆に、しっかりした管理をしている職長がいる現場は、生産性が高い!

 ⇒生産性の高い現場に「しっかりした職長あり!」

 これも実態です。

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【お知らせ】請負会社の育成とコスト削減に関するベーシックセミナーの開催
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文/池口晴啓

請負作業における最適人員化を目指すために、発注会社が知っておくべきこと
を解説します。
本日の記事である小日程管理の大事さはセミナーを聞けばよりわかるはずです。

【内容】
請負作業の改善手法:納得できる料金の構築、最適人員化の仕組みづくり
請負作業改善の進め方:マンパワーの結集方法、請負会社の育成
改善の環境づくり:コンプライアンス、改善が進まない理由

【日時】
4月17日(水) 17:30~19:30
4月18日(木) 10:00~12:00
4月19日(金) 13:00~15:00
※いずれの日時も2時間、同じ内容のセミナーとなります。
 お申込み時にご希望の日時をご指定下さい。

担当講師:羽根田修
開催場所:東京都千代田区永田町2-14-2 山王グランドビル4F(弊社オフィス)
     案内図→ http://www.jbic.co.jp/about.html
費用:5,000円 当日現地支払

お申込方法:請負セミナー受講の旨とご希望の日付をご連絡ください。
 弊社問合せフォーム→ http://www.jbic.co.jp/contact.html
 またはお電話で承ります。
 03-3519-7337 池口まで。(不在時は高田または毛利までお願いします。)

申込期限:4月10日(水)24時まで。
※参加人数により会議室を変更しますので、事前申込は必ずお願いします。

多くの方のご参加をお待ち申し上げております!

   
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編集後記
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高田:今年の正月明けから20年ぶりの禁煙中ですが、今までは何ともなかっ
  た花粉症と口内炎のWパンチを喰らってヘろへろ状態です。やはり煙草の
  効用ってあるんでしょうねえ。

柳:社会人になってまもなくの頃、生産性向上活動の一環でワークサンプリン
  グを覚えましたが、その時、観測時刻を決める為にサイコロを振って
  乱数表の列を決めていました。
  「仕事場で白昼堂々とサイコロを振ることがある?!」と知って驚いた
  ことをこの記事を書いていて思い出しました。

羽根田:バレンタインに一口チョコ3つもらいましたが、そのお返しを妻から
  要求されました。何だか詐欺のような気分ですがケーキをお返ししました。

毛利:ベランダのプランターでフルーツトマトを育てること4年、かなりコツ
  を掴んできました。今年もそろそろ苗の植え付けです。先週末は土の準備、
  今週末はホームセンターに苗がたくさん並びます。フルティカという品種
  が甘くて美味しくお気に入りで、収穫は6月下旬~7月頃になります。

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