ジェイビックは、製造業の利益創出を力強く支援します

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 工場長・製造部長のコスト削減マネジメント   vol.10 2013.02.27
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  日本ビジネス革新コンサルティング株式会社(ジェイビック) 697部

このメルマガは、省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
工場のコスト削減コンサルティングファームのコラムです。

 もうすぐ雛祭りですね。
娘さんがいるご家庭ではそろそろ雛人形が飾られる頃でしょうか。

今号の目次↓
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【ごあいさつ】省エネもグローバル化へ
【メインコンテンツ】国内マザー工場を中心とした海外拠点の省エネ展開
【視点】本当に必要なエネルギーは?
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【ごあいさつ】省エネもグローバル化へ
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文/城田 靖彦

 省エネルギーは1973年(昭和48年)の第一次オイルショックに端を発し、
以降第二次オイルショックを契機に本格的な取り組みへと移ってきています。

そして地球温暖化、第三次オイルショック、3.11東日本大震災と省エネの
必要性は環境面、経済面で一般企業だけでなく一般家庭にまで本格的に
浸透し始めてきています。
もはや省エネは社会的なミッションとなっているといっても過言ではありません。

 近年、省エネ法に基づいて省エネ運営組織(省エネ委員会など)を設置し、
総消費エネルギーを対象に組織的に取り組んでいる企業も多くなってきています。
特に最近の特徴は、省エネもグローバル化しているということです。

そこで今回は、グローバル化に伴い国内マザー工場を中心とした海外拠点の
省エネ活動展開事例を紹介します。

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【メインコンテンツ】国内マザー工場を中心とした海外拠点の省エネ展開
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                    文/城田 靖彦

 ジェイビック(JBIC)の実績として、10年ほど前までは韓国での省エネを
お手伝いする機会も結構あり、韓国の現地法人の指導を行ってまいりました。
その後、日本企業の海外拠点進出も益々盛んになり、コンサルティングに
おけるインフラも変わってきました。

昨年、国内にマザー工場を持つ某社の省エネを展開するに当たり、
3つある海外拠点の中で最もエネルギーを使用している拠点(シンガポール)を
対象に同時展開をすることになりました。

マザー工場の目標は10%、シンガポール工場の目標は35%でした。
生産している品種は同じで生産形態もほぼ似たような形をとっていました。
以下、海外拠点展開型省エネ活動の取り組み方の概要を紹介いたします。

まず、体制ですが、マザー工場に中心となる省エネチームを置きます。
そして、シンガポール工場にも日本人スタッフを中心に有力な現地メンバーで
チームを編成します。更に、本社の環境安全部のスタッフを支援メンバーとし
て編成し、各工場の活動支援に入っていただきます。

次にマザー工場が主体となって先行して活動を進めます。
その際、初会合に海外工場の主担当が参加し、進め方や考え方を共有化すると
共にキックオフにて目標達成に向けて同時宣言を行います。

その後、一カ月遅れで主要海外拠点をスタートさせ(その間に進め方等の
翻訳を進めておいてもらう)、先行しているマザー工場は分析情報等を
海外工場に提供し、海外工場はそれらを参考に展開を始めます。

海外工場への指導は、国内マザー工場の活動が先行し、省エネアイディアが
出始めや構想案が出来つつある辺りをタイミングとして数回(2~3日/回)
現地に出向いて進め方、考え方の説明や実践フォローを行います。

ここで、どのような指導を行うかといいますと、

1.省エネプログラムを全工程説明提案し、実践させる

2.実践結果の検討を行う
機能的なものの見方を理解し、機能的に工程を分析し、エネルギーロスを
見出すやり方を身に付ける。

3.文化の違いを考慮して省エネのポイントを十分に理解してもらう
例えば、地理的更には製品の特性上、空調によるエネルギー使用量が多いが、
本当に温調(冷却、冷房)しなければならないもの、箇所はどこか。
そしてその程度は、必要性は?といったことをしっかり理解してもらうこと等。

4.リーダー、事務局及びスタッフと取り組み方、巻き込み方の作戦を練る
現地に訪問できない期間は、マザー工場の主会合時にWeb会議システムを
活用して遠隔指導(提案とフォロー)を行います。
このWeb会議はマザー工場の主メンバー、本社スタッフ、海外拠点の
チームリーダーと事務局の三者参画方式で進めます。

 このような形で海外拠点の省エネを進めてきましたが、結果、目標は達成し、
実施も進み活動は成功を収め、十分な評価を得ることができました!

もし、海外拠点での省エネも重要ですから、ぜひ参考にして下さい。

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【視点】本当に必要なエネルギーは?
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                     文/城田 靖彦

 皆さんは、原料を変化変質させている主工程に対して品質上、設計上の観点
から触れることを避け、省エネ設備・機器への変更、改良といった範囲で
省エネを展開していませんか?

さらに変化変質させている主工程へ供給する必要エネルギー量(熱量)を
追求していますか?

設計要求、製造条件などから必要エネルギーの妥当性についても省エネの観点
から追求していくことで、生産に必要な条件や付帯設備の過剰仕様等に気付く
ものです。

もし、徹底した省エネを行おうと考えているのでしたら、設備能力を問う前に、
必要なエネルギー(供給量)を検討してみてください。

理論損失量(純理論必要エネルギー量と方式理論必要エネルギー量)を
計算し求めることで明らかになってきます。

これらの必要エネルギーと現状の投入実態とのギャップを知ることで、
改善可能な損失箇所がより発見しやすくなります。是非お試しを・・・

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【後記】
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城田:今年に入って、わんこを飼い始めました。癒しになるどころかバタバタ
   と振り回されて部屋中がしっちゃかめっちゃかです・・・(^^;)

羽根田:先週は山形と富山へ出張。季節柄、雪が多くとても寒かったです。
    飛行機や電車が止まらなかったのが幸いでした。

毛利:Facebookを通じて、薄れていた高校時代の交友関係が再燃しています。
   実に20年ぶりに連絡が取れた人も多くあり、懐かしさに浸っています。

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 工場長・製造部長のコスト削減マネジメント
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省エネ・品質改善・物流のコスト削減で利益創出体質を実現!
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